クリエイティブメディアは、HDDを内蔵した携帯音楽プレーヤー「NOMAD Jukebox Zen」を9月下旬に発売すると発表した。
「NOMAD Jukebox Zen」はMP3、WMA(Windows Media Audio )、WAV に対応。最新のWindows Media Audio 9にも対応予定で、著作権保護(DRM)付コンテンツの転送、再生にも対応している。
10GBのハードディスク搭載、USB1.1/SB1394(IEEE 1394準拠)デュアルインターフェースを採用しており、オーディオデータの高速転送が可能となっている。
リチウムイオンバッテリーを内蔵し、約12時間の連続再生が可能。USBインターフェースからの充電も可能となっている。
ブルーLEDバックライト付き液晶ディスプレイ(132×64ピクセル)は日本語表示が可能。回転型コントローラーにより簡単操作を実現している。
サイズは約75.9×112.6×24.5 mm、268g。アノード処理を施したアルミ合金をボディーに採用、キャリング用のトラベルポーチが付属する。
音楽作成/再生統合ソフト「Creative PlayCenter3」が付属し、Creative AudioSync機能により、Zen本体とパソコンの音楽データの同期が可能となっている。
また、データ転送ソフト「FileManager」により、音楽データ以外のデータをZen本体に転送、データ記録媒体として使うこともできる。
対応OSは、Microsoft Windows 98SE/Me/2000 Professional/XP。
価格はオープンプライスだが、推定小売価格は39,800前後としている。
<コメント>
サイズからはギリギリ2.5"HDDを採用している可能性もあるが、だとすればコンポーネント技術は大したもの。若干大きめとはいえ、iPod以降、HDDプレーヤーはこのサイズが日本では標準と言えるだろう。SONICblueのRiotが対応していなかったDRM付のコンテンツにも対応しているなど、スペック面でも押さえるべきところは押さえている印象。
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