松下電器産業は、異業種合同マーケティングプロジェクト『WiLL』の参画商品として、SDメモリーカードを使用して「動画」「静止画」「音楽」などが手軽に楽しめる第2弾SDマルチカメラ「WiLL D-snap」 SV-AV30を2002年12月2日より発売すると発表した。
SV-AV30はSDメモリーカードスロットを搭載し、SDメモリーカードに記録されたMPEG2-AAC、MP3ファイルを再生することができる。
リモコン付ステレオインサイドホンが付属し、再生、頭出し、早送り、早戻し、音質切り替え（イコライザー機能）などが操作できる。
本体には著作権保護機能対応USB端子を搭載。付属のＵＳＢケーブルと、別売のSDオーディオPCレコーディングソフト（SH-SS10）を使用すれば、「SD-Jukebox Ver.3.0」で記録した静止画付のMPEG2-AAC、MP3ファイルをパソコンからチェックアウトが可能。
「SD-Jukebox Ver.3.0」には人が曲を聴いた時に受けるイメージを自動的に分析してデータベース化し、フィーリングに合わせた選曲を瞬時に行うことができる「ミュージックソムリエ」機能を搭載、取り込んだ楽曲ごとに好みの静止画データを添付する機能も搭載している。
「SD-Jukebox Ver.3.0」のパッケージには、USB-SDカードリーダが付属する「SH-SSK10」とソフト単体の「SH-SS10」の2製品があり、いずれも2002年12月2日発売。
SV-AV30はのその他の機能としては、1/4インチの31万画素CMOSを搭載し、レンズは単焦点(F2.35)。デジタルズームは2倍。動画フォーマットはMPEG-4。記録解像度は320×240(スーパーファイン/ファイン)/176×144ドット(ノーマル/エコノミー)で、最高15fps(320×240ドット/スーパーファインモード時)での撮影が可能。
640×480ドットでの静止画記録にも対応し。画質モードはファイン/ノーマル/エコノミーが選択できる。ボイス録音機能にも対応する。
液晶は2インチ20万画素TFT。8MBのSDメモリーカード、AV入出力を備えた充電クレードルが付属する。ボディカラーはシルバー、ブルー、イエロー、ホワイトの4色。
＜コメント＞
D-snapは今回のモデルが2代目で、初代は2002年1月に発売されている。商品は把握していたが、ミュージック機能に触れた情報が少なく、このサイトでも取り上げていなかった。今回はミュージック機能も大きく取り上げているため、ここに取り上げるもの。そろそろ単体のプレーヤーにも期待したい。
関連リンク：松下電器産業の発表リリース（SV-AV-30）
松下電器産業の発表リリース（SH-SSK10/SH-SS10） |
