2002/10/31

ケンウッド、外付けNetMDドライブを発表

 
 ケンウッドは、ネットワークオーディオプロダクトの商品展開の一環として、PC内の音楽データを高速でMDに転送できるコンパクトサイズの外付けNet MDドライブ「DM-1NET」を発売すると発表した。

 「DM-1NET」は縦置き・横置き可能なコンパクト設計。また、ケンウッドの開発した音楽管理アプリケーションソフト「Mulia(ミューリア)」が付属する。

 インターフェースはUSB1.1。MDのLP4相当で保存されている音楽データを最大32倍速で、LP2相当で保存されている楽曲ならば最大16倍速でMDに転送できる。パソコンと接続しなくても、アンプ内蔵のスピーカーと接続して単独でMDの再生が可能。

 MuliaはCDDB接続機能を搭載し、CDを読み込めばアルバム名/曲名/アーティスト名のCD情報をインターネットからダウンロードし、アルバム別/アーティスト別に管理することができる。
 また、ハードディスク内の圧縮音楽データを高音質再生するSupreme2も搭載し、データの圧縮によって失われる高音域の周波数を推測し補間することで、ハードディスク内のATRAC3/MP3音楽データをより原音に近い音質で再現する。

 2002年11月下旬発売予定で価格はオープン。

<コメント>
NetMDがPCとの接続を前提とした規格であるだけに、据置型のドライブはこうしたPC周辺機器のような形にならざるを得ない。ただし、ストレージ機能はないため、PCユーザーのメリットは計りかねる。

関連リンク:ケンウッドの発表リリース
 
 
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