東芝は、XScale PXA250/400MHz、4インチ液晶搭載のPocket PC、「GENIO e」シリーズの新モデル「GENIO e550GX」「GENIO e550GS」を発表した。
「GENIO e550GX」は、RAMを128Mバイト搭載したモデル。「GENIO e550GS」は、標準でリモコン付きイヤホンが装備されたモデルでRAMは64Mバイト搭載。
両モデルともPocket PCでは初めて、SDカードに記録された著作権保護付きAAC、MP3形式に対応したSD-Audio再生専用ソフト「SD Audio Player」が搭載される。
標準の拡張機能として、CF-II（コンパクトフラッシュTMTYPE II）とSD（SDIO）の2スロットを内蔵。また、本体背面に、取り付け可能な拡張ユニットとしてバッテリ拡張ユニット、PCカード拡張ユニットを用意。さらに無線LAN拡張ユニットも追加予定（2002年12月下旬発売予定）。
大きさはいずれも125mm×76.5mm×15.9mm、重さは約170g。
「GENIO e550GS」は2002年11月7日、「GENIO e550GX」は11月末発売予定で、価格はいずれもオープン。
＜コメント＞
この秋冬モデルで初めてのSD Audio対応製品はPocketPC。PHSやKIOSKなどの配信サービスは進んでいるものの今ひとつ普及が見えないSD Audioは、何らかの施策が必要だろう。
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