マイクロソフトは、次世代デジタルプラットフォーム Microsoft Windows Media 9 シリーズ日本語版を2003年1月29日(水)よりWindows Media Webサイトにて提供開始すると発表した。
Microsoft Windows Media 9 シリーズは以下の製品から構成される、マイクロソフトの新メディアプラットフォーム。
・Windows Media Player 9 シリーズ:デジタルメディアの再生ソフト
・Windows Media エンコーダ 9 シリーズ:デジタルメディアのエンコーディングツール
・Windows Media サービス 9 シリーズ: Windows .NET Server 2003に実装されている配信サーバー機能(※)
・Windows Media DRM 9 シリーズ:デジタルメディアの著作権保護技術
・Windows Media Audio/Video 9 シリーズ:デジタルメディアの圧縮フォーマット
・Windows Media 9 シリーズ SDK (英語版):デジタルメディアの開発キット
※Windows .NET Server 2003製品版は2003年内に提供予定
Microsoft Windows Media 9 シリーズでは、ナローバンドからブロードバンドまで、様々なユーザー環境下での再生能力の向上、直感的な操作性や処理能力の向上、HD(High Definition)および5.1chによるPCホームシアターを実現する卓越した映像/オーディオ品質を提供する。
今回、提供開始にあわせて、製品発表イベントとして「Windows Media 9シリーズ Digital Media Day & Digital Media Night」が同日、赤坂ACTシアターにて開催される。
<コメント>
当初は年内発表予定だったWindows Media 9シリーズ。配信側のサーバとなる.NET Serverも遅れており、マイクロソフトの技術による音楽配信関連事業者はこの遅れによって事業計画も修正が必要になるだろう。