2003/08/22

東芝、世界最小・最軽量のHDD内蔵オーディオプレーヤーを発表

 
 東芝は、1.8型20GB HDDを内蔵したポータブルオーディオプレーヤー「gigabeat G20」(MEG200J)(S)を2003年10月上旬に発売すると発表した。価格はオープン。

 サイズは76.5(幅)×89.5(奥行き)×12.7(高さ)ミリ、重さ138グラムとコンパクトになった。MP3、WMA、WAVの再生に対応する。

 オーディオデータの転送を行うソフトウェアとしては、「Windows Media Player 9シリーズ」と、付属の「TOSHIBA Audio Application Ver2.0」が利用可能。どちらのソフトウェアを使用しても、オーディオデータの転送時に自動的に曲情報データベースが作成されるため、アーティスト名、アルバム名ごとに聴きたい曲を選択することができる。

 また、高速データ転送が可能なUSB2.0に対応しており、CD1枚相当のオーディオデータの転送であれば、約30秒で行うことが可能。

 ボディ素材にはアルミ合金を採用するなど、高級感のあるスタイリッシュなデザインに仕上げており、軽量・薄型の内蔵式リチウムイオン充電池により、コンパクトサイズながら約11時間の連続再生を実現している。なお、充電は付属のスタンドからのみ可能。

 表示機能では160×86ドットのバックライト液晶を搭載し、漢字を含む日本語表示も可能。OSにはMEG50JSと同じくLinuxを採用しており、基本的な操作性は変更されていない。

 ボディカラーは「ホワイティッシュシルバー」に加え、「サファイアブルー」モデルが東芝ホームページ(http://www.toshiba.co.jp/mobileav/audio/)限定で販売される。

<コメント>
前モデルはHDDをリムーバブルにするなど工夫はあったが、HDDのOEM先であるAppleのiPodより大きく重いといったマイナス面が目立っていた。何とか対抗できるレベルにはなっているが、リリースからだけでは目新しい機能などは見当たらない。

関連リンク:東芝のリリースページ
 
 
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