2003/09/11

松下、小型動画カメラ「D-snap」シリーズを一新
SDオーディオ PCレコーディングソフトもバージョンアップ

 
 松下電器産業は、多機能デジタルカメラ「D-snap」シリーズに、薄さ9.9mmの200万画素モデルや、MPEG-4対応の動画モデルなどを新ラインナップ4機種を10月10日より順次発売すると発表した。

 MPEG-2録画に対応した「SV-AV100」や、MPEG-4対応の「SV-AV50」、従来モデル同様のデザインを採用した「SV-AV35」、9.9mm厚の「SV-AS10」の4機種。価格は全機種オープンプライス。

 このうち、音楽再生機能を備えているのは「SV-AV50」、「SV-AV35」、「SV-AS10」。

 対応する3機種は、いずれもAACとMP3に対応、「SV-AS10」はWMAにも対応する。別売のSD-Jukeboxを利用することでPCからSDカードにオーディオファイルを転送することができる。

 今回、D-snapの発売に併せて、D-snapに対応したオーディオソフト「SD-Jukebox Version 4 Light Eiditon」と128MB SDカードをセットにした「SDアクセサリーセット」(VW-SJK10)が10月10日に、SD Jukebox Version 4 Standard Edition「SDオーディオ PCレコーディングソフト」(SH-SS20)が11月15日に発売される。価格はいずれもオープンプライス。

 Version 4では新たに、ノンセキュア音楽ファイルのPCでの再生、ドラッグ&ドロップでのSDカードへの書き込みなどが追加された。

 Standard Editionのみ搭載機能としては、MP3でのCD録音機能、新機能の3Dサラウンド「ハイパーサラウンドシステム」、Move機能(E-TOWERなど音楽配信端末との連携)/Migrate機能(SV-SR100との連携)、シンプルプレーヤ(スキン)機能が挙げられている。

<コメント>
松下が考えるSDカードの中心となるデバイスは完全にカメラに向かっていることが感じられる発表。音楽再生機能が一番充実しているのが最下位機種というのも面白い。注目の別売アプリケーションソフトもリリースを読む限りではユーザーインターフェースの改善程度と見られる。

関連リンク:松下電器産業(SV-AV50)の発表リリース
       松下電器産業(SV-AV35)の発表リリース
       松下電器産業(SV-AS10)の発表リリース
       松下電器産業(SDアクセサリーセット/SDオーディオ PCレコーディングソフト)の発表リリース
 
 
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