2003/09/11
Rio Japan、1.5GB HDDを搭載した「Rio Nitrus」を発表
米Digital Networks North America(DNNA社)のRio事業担当部門であるRio Japanは、1.5GBデジタル・オーディオ・プレーヤー「Rio(リオ)Nitrus(ナイトラス)」を10月上旬よりで発売すると発表した。
Rio Nitrusは、新開発の1.5GBの超小型ハードディスクドライブを採用することにより重さ78g(充電池含む)の軽量化を実現。
対応コーデックはWMAとMP3。インターフェースはUSB2.0を採用し、高速転送を実現している。
筐体は光沢のあるピアノブラックのカラーを採用し、曲面をいかしたデザインとなっている。操作面ではリオ・スティックとロータリーホイールを採用し、片手での操作性を向上させているとしている。
また、付属のオーディオ管理ソフトウェア「Rio Music Manager(Ver.2)」と連携し、パソコンと接続するだけで、パソコン上の音楽ライブラリと同期し、収録している楽曲を自動的に更新することができるオートシンクロ機能を搭載している。
さらに、Rio Nitrus本体にもID3等のタグ情報や再生情報による自動プレイリスト生成機能を搭載しており、複数のアルバムや個別に転送した楽曲をアーティスト、アルバム、ジャンルおよび年代別といった様々な再生を簡単に行うことが可能となっている。
液晶ディスプレイは日本語表示に対応。サイズは62.4(W)×82(H)×17.8(D)mm。価格はオープン。
なお、フラッシュメモリを搭載し、SDカードによる増設に対応した「Rio Chiba(チイバ)128MB/256MB」も同時に発表されている。
<コメント>
SONICblue破綻後、Rioブランドとして初めての新製品。リリースの中では言及されていないが、採用されているのはCornice製の1インチHDDと思われる。フォルムはなかなかの出来だが、1.5GBという容量がどう評価されるかが興味深いところ。
関連リンク:
Rio Japanの発表リリース
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