オンキヨーは、ハイエンドAVコンポーネントIntegraブランドの新製品として、Net-Tuneに対応したAVアンプ「DTX-7」を2003年11月20日に発売すると発表した。
DTX-7は、145W×7chの定格出力(6Ω時)が可能なAVアンプ。
独自のネットワーク音楽配信システム「Net-Tune」に対応しており、PC内のMP3、WMA、WAV形式の音楽データをEthernetで転送、ストリーミング再生ができる。また、インターネットラジオ機能も搭載しており、登録されたラジオ局から好みの局を選択できる。
MP3やWMAなどインターネット上で多用されるデジタル圧縮音声フォーマットのほとんどに対応するデコーダーを搭載するだけでなく、VLSCを介することにより、一般的に「ノイズの影響を受けやすい」とされているこれらの圧縮フォーマットが持つ本来のクオリティを最大限に引き出せるとしている。
最大8ステップまでのマクロ機能が記憶できる学習リモコンが付属し、予定希望小売価格は\200,000(税別)。
<コメント>
単なるAVアンプということであれば、ここに取り上げることはないが、Net-Tuneに対応していることで取り上げてみた。特にAnymusicの発表があった後では、賛同メーカーともなっているオンキヨーとして、異なる二つの規格とサービスをどのように統合するのか、または使い分けていくのか、興味深いところ。
関連リンク:オンキヨーの発表リリース |