2004/01/14

松下、130時間の連続再生が可能なポータブルMDレコーダを発表

 
 松下電器産業は、録再ポータブルMDレコーダーで世界最長の連続再生時間を実現したポータブルMDレコーダー「SJ-MR240」とNet MDに対応した「SJ-MR270」を2004年2月25日より発売すると発表した。

 どちらのモデルも、付属のニッケル水素充電池と別売の単3アルカリ乾電池1本を併用することで、約130時間の連続再生が可能となっており、録再モデル、Net MD対応録再モデルとして世界最長としている。

 本体とリモコンに、漢字やカナ表示にも対応した液晶ディスプレイを搭載、本体のディスプレイは漢字の2桁表示にも対応する。音質面では、高音質音声圧縮技術「H.D.E.S」(標準モード時のみ動作)や24bit ATRAC DSPを搭載している。

 「SJ-MR270」はNet MDに対応し、同梱の「マルチクレードル」とPCを接続することで、PC内のOpenMG形式のファイル(ATRAC3)を高速転送できる。転送用にジャストシステム製ジュークボックス「BeatJam」が付属する。

 マルチクレードルには小型のアクティブステレオスピーカーが付属し、USBスピーカーとしても利用できる。

 本体の外形寸法は共通で、79.6×19.4×74.8mm(幅×奥行き×高さ)。重量は「SJ-MR240」が約85g(充電池含む)、「SJ-MR270」が約86g(同)。

 カラーは、「SJ-MR240」がシルバー(-S)、ブルー(-A)、レッド(-R)の3色、「SJ-MR270」がシルバー(-S)、ブラック(-K)の2色。価格はいずれもオープン。

<コメント>
さすがにMDプレーヤーのシェアNo.1とされているだけあり、洗練された製品を出してくる松下。そのために、ソニーのNetMD戦略に乗らなければならないのは皮肉なもの。

関連リンク:松下電器産業の発表リリース
 
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