2004/03/18

東芝、LAN接続対応のHDDプレーヤー「gigabeat G21」発表

 
 東芝は、LAN接続にも対応した1.8型20GB HDD内蔵ポータブルオーディオプレーヤー「gigabeat G21」(MEG201)を2004年4月9日に発売すると発表した。価格はオープン。

 gigabeat G21は、2003年10月に発売された「gigabeat G20(MEG200J)」の機能拡張モデル。新たにUSBホスト機能を備え、付属のクレードルにUSBポートを2ポート装備した。

 USBポートに有線LANまたは、IEEE 802.11b準拠の無線LAN USBアダプタを接続することで、ネットワーク経由でのデータ転送が可能となっている。

 なお、USBポートはUSB2.0に対応しているが、USBホスト機能はUSB1.1対応のためネットワーク経由でのデータ転送速度は制限されるとしている。

 付属の音楽転送ソフト「TOSHIBA Audio Application Ver.3.0」もバージョンアップし、ソフトウェア上からgigabeat G21をネットワークドライブとして割り当てられるようになったほか、PC上の任意のフォルダとの同期機能、ライブラリの自動生成をON/OFできる機能が追加された。

 その他の機能としては、液晶表示の「ネガポジ反転機能」が追加され、イコライザ設定数が4種類から28種類に増えている。

 また、従来と同じワイヤードリモコンに加え、ストラップ内に操作ボタンが埋め込まれたネックストラップ型リモコンも付属する。

 基本仕様は「gigabeat G20(MEG200J)」と同じ。電源はリチウムイオン充電池を内蔵し、連続再生時間は約11時間。本体サイズは76.5×89.5×12.7mm(幅×奥行×高)で、重さは138g。

 カラーはコスモブラックを基本色とし、web販売限定色としてミストグレーメタリックをラインアップする。また、web販売ではバッファロー製の無線LANアダプタ(WLI-USB-KB11)とのセットモデルも販売する。

<コメント>
HDD内蔵タイプのプレーヤーは、その余りある容量をデータ保存目的に利用できることが求められている。そうした外付けHDDとしての機能を拡張すれば、ネットワーク対応は自然な流れと言えるだろう。これでホットスポット対応になると考えるのは時期尚早か。

関連リンク:東芝の発表リリース
 
 
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