2004/04/20
パイオニアも「エニーミュージック」対応オーディオ機器を発表
パイオニアは、5月20日からサービスが開始されるPC不要の音楽ダウンロードサービス「Any Music」に対応したオーディオシステム「X-AM1」を2004年5月20日に発売すると発表した。
製品は本体、液晶ディスプレイ、スピーカー×2、リモコンで構成されており、価格はオープン。
本体にはEthernet端子を備えており、ブロードバンド環境があれば、AnyMusicのサービスを利用して、24時間いつでも好きな音楽をダウンロードして楽しめる。内蔵されている40GバイトのHDDには、AnyMusicからダウンロードした音楽を保存しておくほか、CDからのダビングも可能となっている。
HDDに保存した音楽はメモリースティックスロット、もしくはUSB端子を利用したNetMD対応機器で外部へ転送することができる。メモリースティックに収められた音楽を再生することや、USBで接続したNetMD対応機器からの出力を再生することも可能。
付属する液晶ディスプレイは320×240表示に対応する5インチ(対角12.7センチ)。6種類のプリセットが可能なイコライザーで音質調整が行えるほか、低音のブースト機能「P.BASS」を備える。
出力端子は、10BASE-T/100BASE-TX、USBポート×2、アナログ入力、アナログ出力、アナログ/光デジタル入力、光デジタル入力、S映像出力、映像出力を装備。
本体サイズは、本体が235×330×119mm(幅×奥行×高)、液晶モニターが152×120×148mm(幅×奥行×高)。重量は、本体が約5.6kg、液晶モニターが約450g。
スピーカーは、130mm径ウーファと、26mmツイータから構成される2ウェイ2スピーカー。外形寸法/重量は165×270×280mm(幅×奥行き×高さ/1台)/約4.0kg(1台)。
<コメント>
すでに展示会などで見られた試作品と大きな違いはなく、ソニーの製品との違いもオーディオ部分のみとなっている。オーディオ製品としては当たり前だが、バリエーションの少なさは当初の販売にも影響しそう。
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パイオニアの発表リリース
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