アップルコンピュータは、iTunesの音声をワイヤレスで受信し、内蔵の音声出力端子から再生するIEEE 802.11g対応無線LANアクセスポイント「AirMac Express」（M9470J/A）を発表した。
「AirMac Express」は、WANポート、USB、ステレオミニ丸型アナログ/光デジタル兼用音声出力を備えたアクセスポイント。
ただし、AirTunes機能を使用するには、パソコン側に最新の「iTunes 4.6」が必要。AirMac ExpressはiTunesから自動で検知され、ポップアップリストから複数のAirMac Expressを選択することが可能。ワイヤレス配信中は暗号化される。
AirMac Expressの伝送可能距離は最大45m。AirMac Expressをブリッジ接続することで、さらに広い範囲への送信にも対応する。外形寸法は75×28.5×94mm(幅×奥行き×高さ)、本体重量は189g。本体にユニバーサルACアダプタを内蔵する。
最大54Mbpsのワイヤレスアクセスポイントとしても使用可能で、USBポートにはプリンタを接続できる。
2004年6月10日より直販サイトで販売を開始、直販価格は15,540円。なお、Monster Cable製のステレオミニ−RCAケーブル、丸型−角型光デジタルケーブル、電源延長コードなどをセットにした「接続キット」(4,620円)も発売する。
＜コメント＞
iPod事業が好調なApple。音楽配信、PCでのオーディオ管理、ポータブルプレーヤーに続き、家庭内のオーディオ分野にも乗り出したと言えよう。
関連リンク：アップルの発表リリース |
