2004/08/31

Rio、最軽量HDDオーディオプレーヤー「Carbon」を発表

 
 Rio Japanは、1インチHDDオーディオプレーヤー「Rio Carbon」、スポーツタイプのWMA/MP3プレーヤー「Rio Forge(フォージ)」を2004年10月中旬より発売すると発表した。

 Rio Carbonは、1インチHDDを搭載したHDDオーディオプレーヤーで、Seagate製の5GB HDDを採用する。WMAとMP3、Audibleの再生に対応し、DRM付きのWMAもサポートする。バックライト付きの液晶を搭載し、日本語表示に対応する。

 パソコンとの連携はUSB 2.0で、USBストレージクラスに対応。付属のソフトウェア「Rio Music Manager Ver.2.85」やWindows Media Player 9によるオーディオ転送のほか、ドラッグアンドドロップでのオーディオ転送が可能となっている。

 また、iTunes用のプラグインも同梱されており、iTunes 4.2以降からCarbonへのオーディオファイルの転送が行なえる。ただし、iTunes上のAACファイルの変換などは行なわないため、MP3ファイルのみが転送可能となっている。

 5種類のプリセットイコライザと5バンドのカスタムイコライザを搭載。モノラルマイクを内蔵し、WAV形式でのボイスレコーディングにも対応する。

 バッテリは内蔵リチウムイオンで、駆動時間は約20時間。ACアダプタ経由の充電のほか、USB経由での充電にも対応する。イヤフォンやキャリングケース、ACアダプタ、USBケーブルなどが付属する。

 外形寸法は83×62×15.5mm(幅×奥行き×高さ)。重量は88gで「クラス世界最軽量」としている。

 Rio Forgeは、WMA/MP3/Audibleに対応したシリコンオーディオプレーヤー。128MBモデルと256MBモデルが用意され、ボディカラーは128MBモデルがレッド、256MBモデルがシルバー。

 内蔵メモリのほか、SDメモリーカード/MMCスロットも搭載し、最大1GBのSDメモリーカードに対応する。スポーツ中の利用を想定し、ラバーコーティングやステンレスプレート採用による耐久性向上などを図っている。

 イヤフォン出力は8.0mW×2ch(32Ω)、S/N比は90dB以上。USB 2.0/1.1端子を装備し、USBストレージクラスに対応。パソコンからドラッグアンドドロップでオーディオデータを転送できる。専用のオーディオソフト「Rio Audio Manager Ver.2.85」も同梱される。

 FMチューナも搭載。256MBモデルのみWAV形式によるFM録音が可能となっている。ストップウォッチ機能も装備、5つのプリセットイコライザや5バンドのカスタムイコライザも備えている。

 電源は単4アルカリ電池×1で、約20時間の連続再生が可能となっている。外形寸法は68.2×22.5×68mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約50g。

 対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XPとMac OS X 10.2以降。価格はいずれもオープン。

<コメント>
国内音楽配信サービスも次々と始まり、Rioのプレーヤーはより鮮明にDRMをアピールするようになっている。予てよりDRM対応ではあったが、サービスのない時点ではアピールポイントにならなかったものが、ようやく実を結び始めたと言える。

関連リンク:Rio Japanの発表リリース
 
 
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