2004/09/01

クリエイティブ、FMラジオ内蔵プレーヤーの512MB版を発表

 
 クリエイティブメディアは、FMチューナ内蔵のMP3/WMAプレーヤー「MuVo TX FM」の512MBモデル「CNMVT512F」を2004年9月下旬より発売すると発表した。

 「MuVo TX FM」は、バッテリパックとフラッシュメモリ部の2ピース構成のFMチューナ内蔵MP3/WMAオーディオプレーヤー。従来モデルからの変更点は、メモリ容量のほか、バッテリパックのカラーにブラックを採用している。

 そのほかの仕様は従来モデルと共通。USBメモリ部のカラーはブラックで、ストレージクラス対応のUSBストレージとして利用可能。PC上のWMA/MP3ファイルをドラッグ&ドロップでUSBメモリ部にコピーして、バッテリ部を組合わせることで再生できる。

 USBメモリ部には液晶ディスプレイを搭載し、ファイル名やID3タグの日本語表示に対応する。MP3(32〜320kbps)/WMA(64〜160kbps)の再生に対応するほか、著作権保護機能(DRM)付きのWMAの再生もサポートしている。

 FMラジオの再生のほか、ADPCM形式でのFM録音にも対応。また、ボイスレコーディング機能も備えている。バッテリは単4乾電池で連続再生時間は約15時間(MP3再生時)。

 外形寸法は36.7×16×74mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約43g(電池搭載時)。リッピング/ジュークボックスソフト「Creative MediaSource」や、ステレオイヤフォン、ネックストラップなどが付属する。

 また、7mm厚のカード型MP3/WMAプレーヤー「MuVo Slim 256MB」(CNMVSL256)のカラーバリエーションモデルも2004年9月中旬より発売される。

 MuVo Slimは、薄さ7mmの本体に、MP3/WMAプレーヤー、FMチューナ、ボイス録音用マイクを内蔵したポータブルプレーヤー。新たにブルー(-BL)、シルバー(-S)、ホワイト(-W)、ダークブルー(-DB)、ピンク(-P)、ライトグリーン(-LG)、ライトパープル(-LP)の7色が追加され、従来のブラックとあわせ、計8色のラインナップとなった。

 価格はいずれもオープン。

<コメント>
HDDプレーヤーに注目が集まるが、大きさや駆動部分がないことによるフラッシュメモリプレーヤーの利点は今後注目されていくことだろう。ただし、その機能はすでに多様性に富んでおり、目新しさによる差別化や盛り上げが難しくなっている。

関連リンク:クリエイティブの発表リリース(「MuVo TX FM」の512MBモデル)
       クリエイティブの発表リリース(「MuVo Slim 256MB」のカラーバリエーション)
 
 
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