2004/09/10
ソニー、転送速度10MB/secの高速版メモリースティックPROを追加
ソニーは、転送速度を向上したメモリースティックPRO(High Speed)およびメモリースティックPRO Duo(High Speed)を2004年10月8日より順次発売すると発表した。
メモリースティックPRO(High Speed)およびメモリースティックPRO Duo(High Speed)は、実測時で10MB/sec(80Mbps)の書き込み/読み込み速度を実現、従来モデルと比較して約2倍の転送速度を実現したとしている。
高速読み込みにはパラレルデータ転送対応機器が必要で、基本的には従来のメモリースティックPRO機器で動作するが、詳細な対応機器については2004年10月より同社ホームページで公開される予定。
また、動作保証温度が従来の0度C〜60度Cから、-25度C〜85度Cに向上し、より過酷な環境への対応が可能になった。
メモリースティックPRO(High Speed)は、容量2GBの「MSX-2GN」が2004年11月26日より、容量1GBの「MSX-1GN」、容量512MBの「MSX-512N」、容量256MBの「MSX-256N」の3モデルが2004年10月8日より発売される。
メモリースティックPRO Duo(High Speed)は、容量1GBの「MSX-M1GN」が2004年11月26日より、容量512MBの「MSX-M512N」、容量256MBの「MSX-M256N」の2モデルが2004年10月8日より発売される。
なお、従来のメモリースティックPRO/PRO Duoと同様の転送速度で、動作保証温度を-25度C〜85度Cに向上したモデルも用意される。価格はいずれもオープン。
＜コメント＞
メモリースティックもメモリーカードとしてはSDカードに追い上げを許し、頼みのデバイスもソニー製のデジカメがかろうじてシェアを保っている状況。今回の新タイプもオーディオプレーヤーの対応は不明で需要増大の切り札とは期待されていない。
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