2004/09/29
ソニー、HDDネットワークウォークマンの低価格モデルを発表
ソニーは、20GBのHDDを搭載したネットワークウォークマンの低価格モデル「NW-HD2」を2004年10月10日に発売すると発表した。価格はオープン。
NW-HD2は、2004年7月10日に発売された「NW-HD1」から、リモコンとUSBクレードルを省いた低価格モデル。
本体の仕様はNW-HD1と同じ。対応オーディオフォーマットはATRAC3/ATRAC3plusで、対応ビットレートはATRAC3plusが48/64/256kbps、ATRAC3が66/105/132kbps。
筐体の素材にマグネシウム合金を採用。1.8インチの20GB HDDを内蔵し、外形寸法は89×13.8×62.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約110g。カラーリングはシルバー、ブルー、ピンクの3色。
HDDに重加速度センサー「Gセンサー」機構を搭載。本体の落下を検知すると即座に、記録ヘッドを退避し、HDDの損傷を防ぐ。また、HDDを包み物理的な衝撃を和らげる「対衝撃ダンパー」も備えている。
本体のカラーリングと合わせて、液晶のバックライトもNW-HD1のグリーンからブルーに変わっている。
省かれたUSBクレードルの代わりに、USBケーブルとACアダプタを接続するための変換アダプタを同梱。急速充電に対応しており、1時間で約80%、3時間でフル充電が可能となっている。
また、リモコンは同社のポータブルMD/CDプレーヤーや、NW-HD1などに付属するものを別途購入し、使用することができる。
データ転送は付属の「SonicStage Ver.2.1」を使用。変換アダプタに加え、USBケーブルやACアダプタ、キャリングポーチも同梱している。
<コメント>
ソニーが満を持して投入したHDD搭載のネットワークウォークマンは、優れた技術が満載だったが、デザインとマーケティングに優れたiPod、iPod miniの後塵を拝している。そのためのてこ入れとなるが、カラーリングだけでどこまで対抗できるかは疑問。
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ソニーの発表リリース
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