2004/10/13

Microsoft、Windows XP Media Center Edition 2005を正式発表

 
 Microsoftは、AV機能を強化した新OS「Windows XP Media Center Edition 2005(MCE 2005)」を発表した。

 MCEはTVの視聴/録画、音楽の再生、DVDの作成などを統一されたインターフェースで実行できるWindows XPベースのOS。リモコン操作でTVや音楽、ビデオなどのメディアを簡単に扱えるのが特徴。

 新バージョンのMCE 2005では、3系統のテレビチューナ入力に対応したほか、米国のHDTVへの対応も図られている。また、Windows Media Player 10を搭載し、DVDライティング機能の追加などの機能強化も行なわれている。

 MCE 2005と組み合わせて、MCE PC上の音声/映像コンテンツなどをネットワーク経由でテレビなどに出力できる「Windows XP MCE Extenders(MCX)」も発表。HPが「Media Center Extender x5400」を発売する。

 MCXや既発売のWindows PMCなど、MCEと連携して利用できる製品についてMicrosoftでは相互接続性を認める“playforsure”ロゴを策定。関連製品の消費者への訴求を図っていく。

<コメント>
Windows XPのバリエーションとして登場したMCEも新バージョンで機能強化が図られ、PCをホームサーバーとする戦略に一歩一歩近づいている。今後は国によって異なるテレビ放送や著作権のあり方が普及度合いを左右していくだろう。

関連リンク:Microsoftの発表リリース
 
 
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