2004/10/15

オンキヨー、「CarryOn Music」の単品発売を開始

 
 オンキヨーは、統合型オーディオソフト「CarryOn Music Ver.4.10」を2004年11月下旬に発売すると発表した。

 CarryOn Musicは、オンキヨーとデジオンが共同開発したオーディオジュークボックスソフト。

 最大の特徴は、録音したデータを解析し、アナログ音源からも自動的に楽曲情報を取得できるGracenoteの「MusicID」技術を採用していること。

 外部入力からの音声はWAVE/MP3形式で録音。さらに、WAVE、WMA(XPのみWMA9 Professional/Losslessも利用可)、MP3、MP3PRO、Ogg Vorbisフォーマットへの変換が可能。MIDIの再生もサポートする。

 オーディオファイル管理機能を備えるほか、CD-R/RWライティング機能、シンクロ録音やノイズ除去などの編集機能も搭載している。

 ver.4.00と4.10の違いは、リモコン機能を省いたこと。さらに、4.00では24bit/96kHzに対応していたが、4.10は24bit/192kHzまでとなる。そのほかの仕様は共通。

 従来、ソフトウェア単体での販売は行なわれておらず、同社のUSBオーディオインターフェイスのバンドルソフトとして提供されていた。

 価格はパッケージ版がオープンプライス。また、直販サイトでは3,500円でダウンロード販売も行なわれる。対応OSはWindows 2000/XP。

<コメント>
オーディオソフトも一時の賑わいはなく、OSやプレーヤーに付属しているものが当たり前となっている。ユーザーからの要望で単体発売となったほどのソフトは今後も息長く開発を続けてもらいたいもの。

関連リンク:オンキヨーの発表リリース
 
 
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