2004/12/09

ジュークボックスソフト「MUSICMATCH」新バージョン発表

 
 キヤノンシステムソリューションズは、MP3ジュークボックスソフト「MUSICMATCH MP3 Jukebox 9」を2004年12月10日より発売すると発表した。

 「MUSICMATCH MP3 Jukebox 9」は、Fraunhofer IIS製のMP3エンコーダを採用したMP3統合ソフト。MP3のほか、MP3PROやWMAのエンコード機能を搭載する。

 新たにポータブルオーディオプレーヤーへの連携機能を搭載し、プラグイン無しに、Rio Nitrusなどに直接オーディオデータの転送が可能となった。

 CD情報検索機能「MUSICMATCH CDルックアップサービス」やDVD/CDライティング機能を搭載。また、プラグインによってサラウンド機能などを拡張できる。イコライザやAuto DJ機能も搭載する。

 3Dサラウンド機能を搭載した「MUSICMATCH MP3 Jukebox 9 SURROUND」や、音楽編集ソフト「SoundFOLiO」を搭載した「MUSICMATCH MP3 Jukebox 9 PREMIUM」も合わせて発売される。

 SURROUND/PREMIUM版では3Dサラウンド機能の「QMAXII」を同梱。リバーブ設定や低域/高域調整機能なども備える。また、最上位モデルの「PREMIUM」では16トラックまでのWAV編集が行なえるオーディオ編集ソフト「soundFOLiO」も備えている。

 価格は5,040円。ダウンロード版は3,465円。SURROUNDが7,140円、PREMIUMが9,240円。

<コメント>
広義にオーディオ管理ソフトと分類されるこれらのソフトは、リッピング機能だけでは差別化ができず、徐々に数を減らし、Windows Media PlayerやiTunesなどOSメーカーのソフトに取って代わられた。MUSIC MATCHも米国では音楽配信サービスを展開するなどしており、ソフトウェア単体のビジネスから脱却しつつある。

関連リンク:キヤノンシステムソリューションズの発表リリース
 
 
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