2004/12/20

リオ・ジャパン、新ブランド“SiGN”の日本国内販売を開始

 
 リオ・ジャパンは、AVC Technology製のフラッシュメモリ内蔵型オーディオプレーヤー「SiGN(サイン)」の2モデル「Si-300」および「Si-200C」の日本販売を開始すると発表した。

 SiGNは、香港のデジタル機器メーカーAVC Technologyのデジタルオーディオプレーヤー。Rio Japanが国内総代理店として販売展開を実施。今後はRio製品とSiGNシリーズを併売し、シェア拡大を目指すとしている。

 「Si-300」は、アルミ製の筐体を採用したプレーヤー。ミラーシルバー仕上げのスタイリッシュなデザインが特徴で、イエローとブルーの2色表示が可能な有機ELディスプレイを搭載している。

 内蔵メモリの容量は256MB。再生対応フォーマットはMP3、WMA、WAVで、ビットレートはMP3が16〜320kbps、WMAが32〜192kbpsをサポート。WMAはDRMとVBRもサポートする。

 モノラルマイクを内蔵し、WAVフォーマット(ADPCM)での録音も可能。内蔵のFMチューナでラジオ番組を録音することもできるほか、ライン入力も備えており、CDやテープなどの音声もWAVで録音できる。

 PCとのインターフェースはUSB 2.0。ストレージクラスにも対応し、専用ソフトなどを使わずに楽曲の転送が行なえる。フォルダ単位での転送もサポートする。イコライザは「JAZZ」、「Hip Hop」、「POP」など、10種類のプリセットに加え、ユーザーのカスタム設定も利用できる。

 電源は内蔵のリチウムポリマー充電池を使用。約4時間の充電で、連続12時間の再生が行なえる。なお、充電は付属のACアダプタに加え、USBポート経由での充電もサポートする。

 ID3タグの日本語表示もサポートする。外形寸法は25.7×68.5×16.3mm(縦×横×厚さ)、充電池を含めた重量は約38g。発売日は2004年12月24日。

 「Si-200C」は、鏡面仕上げのデザインを採用したプレーヤー。液晶ディスプレイと反対側の面にクリスタルを埋め込んでおり、付属のネックストラップタイプのイヤフォンを利用して首から下げ、アクセサリー感覚で持ち歩ける。

 内蔵メモリは256MB。再生対応フォーマットはSi-300と同様で、MP3、WMA、WAVに対応。ビットレートはMP3が16〜320kbps、WMAが32〜192kbpsをサポート。WMAはDRMとVBRにも対応する。

 ディスプレイはブルー、イエローの2色表示が可能な有機ELディスプレイ。ID3タグの日本語表示もサポートする。PCとの接続はUSB 2.0経由で、ストレージクラスに対応。フォルダ単位の転送もサポートする。

 イコライザは「JAZZ」、「Hip Hop」、「POP」などの10種類のプリセットに加え、ユーザーのカスタム設定も利用可能。さらに、SRSのWOWも搭載している。

 電源は内蔵のリチウムポリマー充電池を使用。約4時間の充電で、連続10時間の再生が行なえる。充電は付属のACアダプタに加え、USBポート経由での充電もサポートする。

 外形寸法は45×45×13mm(縦×横×厚さ)。充電池を含む重量は約49g。発売日は2004年12月27日。価格はいずれもオープン。

<コメント>
よく知られているブランドが海外メーカーのOEMを自社ブランドとして販売することは珍しくないが、別ブランドで展開することは珍しい。特に同じジャンルの商品だけに、棲み分けと性格付けがポイントとなるだろう。

関連リンク:リオ・ジャパンの発表リリース
 
 
過去の記事↑



Copyright©2000-2001 EMD.GR.JP All rights reserved.