2005/01/28

ケンウッド、ポータブルデジタルオーディオプレーヤーを発表

 
 ケンウッドは、小型/軽量のフラッシュメモリタイプのMP3/WMAプレーヤー、512MBモデル「M512A3」と256MBモデル「M256A3」を2005年2月下旬より発売すると発表した。

 対応する音声圧縮方式は、MP3とWMA。対応ビットレートはWMAが64〜192kbps、MP3が32〜320kbps。WMA DRMにも対応している。

 周波数特性は20Hz〜20kHz、S/N比は90dB以上。1曲、/全曲リピートや、フォルダ単位、ランダムなどの特殊再生も行なえる。

 本体前面にブルーLEDの液晶ディスプレイを装備。片手で操作可能な“スクローラ”の採用により、モード切替や曲選択も直感的に行なえるとしている。

 PCとの連携はUSB 2.0経由で、USBストレージクラスに対応する。また、FMチューナやボイスレコード機能も搭載、FM録音も可能となっている。

 オーディオ転送には付属のソフトウェア「Kenwood Media Explorer」(Windows Me/2000/XP)が必要。Kenwood Media Explorerは、WMA/MP3のリッピング機能も装備する。データ転送速度はデバイスへのアップロードが最大3Mbps/ダウンロードが最大2Mbps。

 電源は単4アルカリ電池1本で、連続再生時間は12時間(MP3 128kbps)/10時間(WMA 64kbps)/18時間(FMラジオ)。外形寸法は71.3×16.5×28.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は27g(本体のみ)/39g(電池含む)。

 小型ながら大口径のヘッドフォンやネックストラップ、USBケーブルなどが付属する。

 ボディカラーは512MBモデルはホワイト(-W)/ブラック(-B)/オレンジ(-D)/ブルー(-L)の4色、256MBモデルではホワイト(-W)/ブラック(-B)の2色。価格はいずれもオープンプライス。

<コメント>
これまで参入を公言していたケンウッドが遂にフラッシュメモリタイプのプレーヤーを発表。以前にMP3-CDプレーヤーを発売していたがパッとしなかっただけに、プレーヤーがパソコン周辺機器からオーディオコーナーでの扱いに移ろうとしている時期での参入はオーディオメーカーとしては期待したいところ。しかしながら発表だけを見ると魅力に乏しいと言わざるを得ない。

関連リンク:ケンウッドの発表リリース
 
 
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