2005/02/17

ソニー、エニーミュージック対応40GB HDD内蔵オーディオシステム

 
 ソニーは、「エニーミュージック」に対応した40GB HDD内蔵オーディオシステム「NET JUKE(ネットジューク) NAS-A10」を2005年3月15日に発売すると発表した。

 NAS-A10は、同社が2004年5月に発売した「NAS-A1」の後継機。CDプレーヤーとHDD、AM/FMチューナを内蔵した本体部と、ステレオスピーカーから構成されるオーディオシステムで、40GB HDDに「エニーミュージック」サービスから、音楽のダウンロードなどが行なえる。

 新たにHi-Speed USBに対応し、HDD搭載ネットワークウォークマンなどの携帯音楽機器への転送速度を高速化。さらに内蔵のメモリースティックスロットは、「メモリースティック デュオ」をアダプタ無しで使用可能。

 CDからHDDへは、最大約8倍速(音声モニターOFF時)/最大約6倍速(音声モニターON時)でダビング可能。リモコンのボタンを1回押すだけで、CDの楽曲を全てHDDに高速で録音可能な「ワンボタンHDD録音」機能も備える。

 録音フォーマットはATRAC3、PCMの2種類から選択可能で、ATRAC3のビットレートは132/105/66kbpsに対応する。

 また、HDDにGracenoteの「CDDB」の楽曲データをあらかじめ収められているほか、最新の楽曲データもインターネット経由で取得可能。アルバム名、アーティスト名、曲名登録を自動で行なえる。

 再生対応フォーマットはCDは音楽CDのほか、MP3に対応。メモリースティックはATRAC3に加え、MP3にも対応している。

 LAN上のパソコンにストックしてある音楽ファイルをLAN経由で「ネットジューク」で選曲し、ストリーミング再生できる「ネットワークメディア」機能も搭載。なお、PCには「DLNA」準拠のソフトウェアがインストールされている必要がある。

 コンポジット出力を搭載しており、テレビと接続して画面上で操作でき、ファンクションの切り換えの高速化や、画面表示を見直すことで快適な操作性を実現している。

 アンプの実用最大出力10W×2ch(4Ω)。スピーカーは2Wayバスレフ方式で、ウーファー10cm×1とツィータ4cm×1を搭載。外形寸法は135×180×315mm(幅×奥行き×高さ)、重量約2.3kg(1台)。

 本体には入出力端子として100BASE-TXを1系統、、USB端子(Hi-Speed USB)1系統、アナログ音声入力1系統、アナログ音声出力1系統、ヘッドフォン端子1系統、コンポジット出力端子1系統を装備。本体の最大外形寸法は90×314×315mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.9kg、消費電力は40Wとなっている。

 価格はオープンプライス。

<コメント>
エニーミュージック端末の第二世代が発表。スペック的には向上している部分が多いが、液晶ディスプレイがなくなり家庭用テレビを表示部としていることには若干の不安を感じる。

関連リンク:ソニーの発表リリース
 
AV製品_468_60
 
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