2005/02/25

ケンウッド、iPodと直接ケーブルで接続可能なHDDナビを発表

 
 ケンウッドは、専用アダプタなどを使わずにiPodと直接ケーブルで接続できるHDDカーナビゲーションシステム「HDD [Sma:t] Navi」(HDM-555)を2005年3月中旬に発売すると発表した。

 HDM-555は別売のケーブルを介して直接iPodを接続・制御できるHDDカーナビ。対応するiPodは第3世代以降とiPod mini/photo。

 iPodの操作用に専用のGUIを搭載。7V型のタッチパネル式液晶モニタからiPodの各種操作が行なえる。再生、停止、早送り、巻き戻しなどの基本操作だけでなく、プレイリスト、アーティスト、アルバム名などでの検索、再生中の楽曲情報の日本語表示なども可能。さらに、接続中のiPodの充電も行なえる。

 なお、楽曲の再生はiPod本体側で行なっており、HDM-555は制御信号の送信と音声信号の受信を担当している。アンプなどは内蔵していないため、HDM-555を別途カーオーディオに接続する必要がある。

 価格は220,500円。iPodを接続するためには別途対応ケーブル「KNA-i77」(10,500円)が必要。

<コメント>
iPod対応のカーオーディオ製品が相次いで発表されている。いずれもiPod下部のコネクタに接続し、デジタルで音声データや楽曲情報データ、制御データのやり取りを行っている。ポイントはこのコネクタの仕様がアップル独自であることだ。これらの製品はiPodの人気とその維持に存在が左右されると言えよう。

関連リンク:ケンウッドの発表リリース
 
 
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