2005/03/17

松下、メモリオーディオプレーヤーSV-MPシリーズを発表

 
 松下電器産業は、デジタルオーディオプレーヤー「D-snap Audio」の新モデルとして、フラッシュメモリ内蔵プレーヤー「SV-MPシリーズ」を2005年4月8日より順次発売すると発表した。

 SV-MPシリーズは、フラッシュメモリ内蔵型のオーディオプレーヤー。512MBモデルの「SV-MP720V」と1GBモデルの「SV-MP730V」が用意される。

 対応する音声圧縮方式はMP3/WMA。AACには対応しない。

 「2ブロックデザイン」を採用し、ディスプレイ部は漢字表示に対応している。

 周波数特性は20Hz〜20kHz、最大出力は4.5mW×2ch。SV-SDシリーズと同様に1チップLSIの「D.SOUNDエンジン」を搭載し、高音質化を図っている。

 PCとの連携はUSB経由で行ない、USBストレージクラスに対応。SV-MP720V/MP730Vへドラッグアンドドロップするだけでオーディオ転送が行なえる。ただし、転送したファイルは暗号化が施されるため、PCへの書き戻すことはできない。

 FMチューナとボイスレコーダ機能を搭載。FM/ボイス録音形式は4bit ADPCM。

 バッテリはニッケル水素充電池で、連続駆動時間は約10時間。ACアダプタとUSB経由での充電が可能となっている。

 外形寸法は71.1×14.0×23.2mm(幅×奥行き×高さ)、電池を含む重量は約36.2g。

 ボディカラーはシルバー(-S)/ブルー(-A)/オレンジ(-D)/ホワイト(-W)/ブラック(-K)の5色をラインナップする。いずれもオープンプライス。SV-MP730Vは4月25日からの発売予定となっている。

<コメント>
SDカードを中心としたプレーヤーの他にフラッシュメモリ内蔵のみのプレーヤーをラインナップしているところに松下の戦略が伺える。こちらはAACに対応しない潔さでSV-SDシリーズより軽量になっている。ただし、流行りのUSBコネクタ一体型でないのは評価が分かれそう。

関連リンク:松下電器産業の発表リリース
 
 
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