2005/03/24

SCEI、PSPのファームウェアをアップデート

 
 ソニー・コンピュータエンタテインメントは、携帯ゲーム機「PSP」(プレイステーション・ポータブル)の最新ファームウェアを公開した。

 新しいファームウェアのバージョンは1.50。PC経由でアップデートを行なう際のアップデータのファイルサイズは約13.2MB。

 同ファームウェアを適用することで、スリープモードから復帰した際に、以前再生していたメモリースティックDuo内の音楽ファイルの続きから再生できるレジューム再生機能に対応できるようになる。

 具体的には、スリープモードからの復帰後にメモリースティックアイコンが選択された状態で、「リモコンの再生ボタンを押す」、「本体のSTARTボタンを押す」、「△ボタンでオプションメニューを表示し、再生を選び○ボタンを押す」のいずれかの動作を行なうことで続きから再生が行なえる。

 また、MP3形式の音楽ファイル、および画像ファイルのファイル名やフォルダ名に、アクセント付きアルファベットを使用できるようになった。

 ビデオ再生面ではメモリースティックDuoに保存した動画を再生する際、設定した画面モードの保持と音楽ファイル同様にレジューム再生機能に対応できるようになる。

 システム面では新たに、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、オランダ語、ポルトガル語、ロシア語の表示もサポートする。

 なお、アップデート方法は、PSP本体のネットワークアップデート機能を使って、無線LAN経由でアップデートを行なう方法と、PCでアップデータをダウンロードし、メモリースティックDuoに保存、同メモリースティックをPSPに読み込ませてアップデートする方法の2種類が選択できる。

<コメント>
これまでPSPを新たなメディアプレーヤーとの位置づけで取り上げてきたが、まだまだオーディオプレーヤーとしての完成度は高くない。今回のレジューム再生のように今後のアップデートでも機能が向上していくことを期待したい。

関連リンク:SCEIのファームウェア公開ページ
 
 
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