2005/04/11

富士キメラ総研、デジタルオーディオプレーヤー市場は100万台

 
 富士キメラ総研は、テレビやビデオ、オーディオプレーヤーなどの市場調査結果をまとめた「デジタルAV機器市場マーケティング調査要覧(2005年版)」の概要を公表した。

 それによると、調査対象のうちデジタルオーディオプレーヤー市場は2004年に100万台、195億円の市場規模に達したとしている。

 2004年は「iPod mini」の登場によりハードディスク内蔵型プレーヤーの市場が大幅に拡大したほか、フラッシュメモリ内蔵型のプレーヤーの低価格化が普及に貢献したとしている。

 デジタルオーディオプレーヤーの市場は、2005年には190万台、2008年には330万台に達し、2008年にはMD・CD・カセットなど従来のオーディオプレーヤー市場を上回ると予測している。

<コメント>
デジタルオーディオプレーヤーは海外メーカー製が多く、国内の統計資料では市場規模がはっきりしなかった。ほぼ各メーカーが使っている数値に沿ったものとなっているが、将来予測は少々控えめという印象。

関連リンク:富士キメラ総研の発表リリース(PDF)
 
 
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