2005/04/13

ソニー、SonicStageが付属するデータ用Hi-MDドライブを発表

 
 ソニーは、MDメディアをPC用のストレージとして利用可能なUSB接続の外付けドライブ「DS-HMD1」を2005年5月21日に発売すると発表した。

 DS-HMD1は、MDプレーヤーの形状をしたPC用ドライブ。市販のMDメディアおよびHi-MDメディアを、データ専用ストレージとして利用できる。

 電源はPCからのバスパワーで動作し、PCからはドライバなどの必要無しにデータ用ドライブとして認識され、通常のリムーバブルドライブとして利用できる。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。容量はMDメディアが305MB、Hi-MDメディアが1GB。

 また、オーディオジュークボックスソフト「SonicStage Ver.3.1」が付属し、Hi-MD対応プレーヤー用の音楽ディスクも作成できる。ただし、DS-HMD1にはオーディオ再生機能は搭載していない。

 なお、Hi-MD自体の転送速度の制限から、転送速度は最高9.8Mbps(Hi-MDディスク以外では最大4.73Mbps)でUSB 1.1接続となる。

 外形寸法は86.0×79.3×22.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は100g。キャリングポーチやUSBケーブルなどが付属する。

 ボディカラーはグリーン(G)/レッド(R)/シルバー(S)/ブラック(B)の4色。価格はいずれもオープン。

<コメント>
単体でのオーディオ再生機能がないということで取り上げることには躊躇したが、Hi-MDの音楽ディスクを簡単に作成できる周辺機器として取り上げた。単なる記録メディアとしては容量の割に転送速度の遅さが気になる。

関連リンク:ソニーの発表リリース
 
AV製品_468_60
 
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