2005/04/20

オンキヨー、40GB HDD搭載のエニーミュージック端末発表

 
 オンキヨーは、「エニーミュージック」に対応し、40GBのHDDを搭載したネットワークミュージックターミナル「NES-1A」を2005年4月26日に限定発売すると発表した。

 NES-1Aは40GBのHDDとCDドライブ、マジックゲート対応のメモリースティックスロットを採用。配信された音楽ファイルは内蔵HDDに保存できる。

 DLNAインタオペラビリティーガイドラインVer1.0に基づいて設計されており、対応したサーバーソフトをインストールしたPCに蓄積した音楽ファイルを、クライアントとしてストリーミング再生できる。

 また、アナログ音声入力やFM/AMチューナも内蔵しており、外部機器からの録音やラジオ番組の録音もサポート。タイマー録音機能も利用できる。

 なお、FM放送の番組名や曲名、アーティスト名などのオンエア情報をインターネット経由でダウンロード可能。情報はHDDに保存でき、ダウンロード購入やCD購入時の検索に利用できる。

 リモコンの「HDD録音」ボタンを押すだけで、CDからHDDへ最大8倍速のダビングが行なえる。録音形式はATRAC3、ビットレートは66/105/132kbps。リニアPCMでの録音も行なえる。また、曲情報データベースのGracenote CDDBも搭載しており、HDDに取り込む際に曲情報を付与することもできる。

 USB端子も備えており、HDDに保存したATRAC3形式の音楽ファイルはメモリースティックやNet MD対応機器、HDD搭載のネットワークウォークマンに転送できる。

 Ethernet端子、USB端子、アナログの音声入出力、ヘッドフォン、コンポジット出力を各1系統装備。外形寸法は90×314×315mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約4.9kg。LANケーブルやラジオ用アンテナ、リモコンなどを付属する。

 エニーミュージックは、インターネットに接続した対応オーディオ機器に、直接音楽を配信したり、関連サービスを提供するための有料ネットワークサービス。DRMにOpenMGを、配信コーデックにはATRAC3を採用している。

 月額利用料は315円で、初期登録費用は315円。楽曲の価格はシングルが158円から、アルバムは1,050円からで、価格はコンテンツ提供社やアーティストなどにより異なる。

<コメント>
エニーミュージック端末もシンプルになって値段もこなれてきた。その一方でDLNAに対応するなどホームネットワークのオーディオ分野を担う端末として着実に進歩している。

関連リンク:オンキヨーの発表リリース
 
 
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