2005/05/18
任天堂、次世代ゲーム機「Revolution」を発表
任天堂は、次世代ゲームプラットフォーム「Revolution(コードネーム)」を2006年に発売すると発表した。
IBMと共同開発したプロセッサ「Broadway」と、ATI製のグラフィックチップ「Hollywood」を内蔵し、グラフィック性能を大幅に向上している。
512MBのフラッシュメモリを備えるほか、SDメモリーカードスロットも装備、内蔵フラッシュメモリを拡張することが可能となっている。
DVDトールケース3枚分という小型の筐体が特徴で、縦置き/横置きのいずれでも利用できる。
メディアは12cm径の光ディスクで、スロットローディング式のドライブを搭載。ゲームキューブ用8cmメディアのゲームソフトもプレイできる。
また、本体に収納できる小型アタッチメントを用いることでDVDビデオの再生も可能となる。
無線LAN機能も内蔵し、初代ファミリーコンピュータをはじめとした、過去20年に及ぶ任天堂ゲームプラットフォーム向けのゲームタイトルをダウンロードしてプレイすることもできる。
2系統のUSB 2.0ポートや、ワイヤレスコントローラも備えている。
<コメント>
任天堂の次世代ゲーム機は、MicrosoftやSCEIと比較すると、あくまでゲーム機との位置づけを変えていないように感じられる。無線LANを用いたゲームコンテンツの配信も興味深いが、それをオーディオを初めとするマルチメディアコンテンツに展開するような思惑は感じられない。
関連リンク:
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