2005/06/08

ビクター、スクエアフォルムのデジタルオーディオプレーヤーを発表

 
 日本ビクターは、「ダイレクトレコーディング」機能を搭載し、片手で操作しやすいスタイリッシュなスクエアフォルムを採用したメモリータイプのデジタルオーディオプレーヤー「XA-MP101」と「XA-MP51」の2モデルを2005年7月中旬より発売すると発表した。

 カラーリングは1GBモデルのXA-MP101がメタリックシルバー(-S)とメタリックブルー(-A)の2色。512MBモデルのXA-MP51が、メタリックシルバー(-S)、メタリックブラック(-B)、メタリックレッド(-R)、パールホワイト(-W)の4色を用意する。

 対応する音声圧縮形式はMP3/WMAで、WMAのDRMもサポートする。

 液晶ディスプレイは日本語と英語でメニュー表示が行なえるほか、27言語でID3タグ情報が表示可能。日本語の漢字表示もサポートしている。

 筐体は丸みを帯びたスクエアフォルムを採用。メインキーを中央に、ボリュームキーを上部に配置し、片手でも快適に操作できるレイアウトを追求したとしている。

 音質面では、18bitΣΔ方式のD/Aコンバータを内蔵。ドライバにネオジウムマグネットを搭載したヘッドフォンを付属する。

 また、MP3エンコード機能も搭載。アナログ音声入力を使ってコンポなどと接続し、PCを使わずにMP3フォーマットで録音できる。

 さらに、FMチューナとモノラルマイクも内蔵。ADPCM形式でラジオ番組の録音とボイスレコーディングが行なえる。

 PCとのインターフェースはUSB 2.0。ストレージクラスに対応しており、専用ソフトなどを使わずに音楽ファイルや、そのほかのファイルを転送できる。ただし、転送速度はUSB 1.1と同じ12Mbpsまで。WMA DRMファイルの転送にはWindows Media Playerを利用する。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。

 電源は単4形アルカリ乾電池1本を採用。連続再生時間は最大約17時間(MP3 128kbps)。ヘッドフォンやネックストラップ、USBケーブル、アナログ音声ケーブルなどを同梱する。

 外形寸法は50×15×50mm(幅×奥行き×高さ)。重量は本体のみで約30g、電池込みで約42gとなっている。価格はオープン。

<コメント>
リリースだけ見ていると、一昔前の海外メーカーの製品のよう。音質にこだわったケンウッドの製品と比べると見劣り感は否めない。価格でアドバンテージを打ち出せなければ、アピールは苦労するだろう。

関連リンク:日本ビクターの発表リリース
 

 
過去の記事↑



Copyright©2000-2001 EMD.GR.JP All rights reserved.