2005/06/08

ビクター、耳掛けヘッドフォン型デジタルオーディオプレーヤーを発表

 
 日本ビクターは、小型・軽量で高音質なアームレスヘッドホンにメモリープレーヤーを内蔵し、耳に装着するだけで軽快に音楽を楽しめるデジタルオーディオプレーヤー「XA-AL55」を2005年6月下旬より発売すると発表した。

 XA-AL55は、アームレスの耳掛け式ヘッドフォンに、256MBのフラッシュメモリプレーヤーの機能を内蔵したモデル。

 対応する音声圧縮形式はMP3/WMAで、WMAのDRMもサポートする。ビットレートはMP3/WMAともに32〜192kbpsに対応する。また、音質面では4モードのプリセットイコライザと、SRS WOWも内蔵している

 操作ボタンはハウジング部に搭載。液晶ディスプレイなどは備えていないが、ボタンの操作に対するリアクションを音声で知らせる「音声ガイド」機能が利用できる。

 ヘッドフォンユニットは30mm径。ドライバーにはネオジウムマグネットを採用。また、18bitΣΔ D/Aコンバータを内蔵しており、ディティールの表現力が高い、高音質再生が行なえるとしている。アンプ部の最大出力は5mW×2ch(32Ω)。

 PCとのインターフェースはUSB 1.1。ストレージクラスに対応しており、専用ソフトなどを使わずに音楽ファイルや、そのほかのファイルを転送できる。ただし、WMA DRMファイルの転送にはWindows Media Playerを利用する。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。

 電源は単4形アルカリ乾電池1本を採用。連続再生時間は最大約19時間(MP3 128kbps)。USBケーブルやケーブルクリップなどを同梱する。

 外形寸法は45×26×52mm(幅×奥行き×高さ)。重量は電池込みで約57g。

 カラーバリエーションはブラック(-B)、ホワイト(-W)、シルバー(-S)、メタリックレッド(-R)の4色。価格はオープン。

<コメント>
ヘッドホン型プレーヤーはこれまでもいくつか発売されているが、プレーヤーとして見た時の価格バランスの悪さやヘッドホンの買い換え要望に応えられないことが購入を躊躇わせる要因になっていると考えられる。この製品でも256MBと言うメモリ容量と価格のアンバランスさが出てしまっている。

関連リンク:日本ビクターの発表リリース
 
 
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