アイリバー・ジャパンは、タウンやアウトドアシーンでも大活躍するクリップ付きのフラッシュメモリ型ポータブルオーディオプレーヤーの新シリーズ「T10」を2005年7月上旬に発売すると発表した。
T10シリーズの特徴は、プレーヤー本体にフックが付いていること。ズボンのベルトクリップやバッグなどに簡単に取り付けられる。メモリ容量は1GBと512MB、256MBの3モデル。
対応する音声圧縮形式はWMA/MP3/OGG/ASF。対応ビットレートはMP3が8〜320kbps。
液晶部分にはカラー表示に対応した1.01インチのCSTN液晶ディスプレイを採用、ID3タグ表示に対応。65,000色表示に対応しており、BMPファイルも表示可能。スクリーンセーバー機能も備えている。
音質面ではSRS WOWを搭載。10種類のプリセットイコライザが利用できるほか、ユーザーのカスタム設定も5種類保存できる。S/N比は90dB（MP3再生時）。
さらに、FMチューナとマイクを内蔵。ラジオ番組の録音とボイスレコーディングが行なえるほか、ラジオ番組のタイマー録音もサポート。電源オフ状態でも自動的に機動し、録音をスタートする。
PCとのインターフェースはUSB 2.0。ストレージクラスに対応し、専用ソフトを使わずに楽曲転送が可能。対応OSはWindows 2000/XP。
電源は単3電池1本で、最大連続再生時間は約53時間。外形寸法は85.8×40.8×29.4mm（幅×奥行き×高さ）。電池を除いた重量は約49g。
カラーリングは、256MBがライムグリーン、512MBがチェリーレッド、1GBがオレンジイエロー。価格はオープン。
＜コメント＞
ここ最近では著作権保護を標準機能としていたアイリバーだが、このモデルに限っては対応が不明確。この辺は首尾一貫してほしいところ。
関連リンク：アイリバーの発表リリース |
