2005/06/29

アイリバー、オーディオプレーヤー「T20/30」を発表

 
 アイリバー・ジャパンは、フラッシュメモリ内蔵オーディオプレーヤーの新モデル「T20」、「T30」シリーズを2005年7月下旬より発売すると発表した。

 T20は、スクエアな落ち着いたデザインとシックなカラーリングを採用した「ビジネスシーンにフィットする」オーディオプレーヤー。256/512MB、1GBモデルが用意され、256MBモデルは直販限定モデルとなる。

 対応する音声圧縮形式はMP3/WMA/OGG/ASF。ビットレートはMP3/WMAが8〜320kbps、OGGはQ1〜Q10をサポートする。再生周波数帯域は20Hz〜20kHz、S/N比は90dB、ヘッドフォン出力は15mW×2ch(16Ω)。

 液晶ディスプレイは3行表示に対応。パソコンとのインターフェースはUSB 2.0。スライド式のUSBコネクタを搭載しているため、ケーブルを用意することなくPCとの連携が可能。データストレージとして利用できるほか、USBストレージクラスに対応する。

 オーディオ管理ソフト「iriver plus2」も同梱される。iriver plus2にはアナログ録音した音楽ファイルの波形を解析し、楽曲情報を自動的に付加できる「Music ID」機能も搭載する。対応OSはWindows 2000/XP。

 FMチューナや、ボイスレコーディング、ライン録音機能を搭載。時計/アラーム機能を搭載し、アラームの設定やFM放送の予約録音などが行なえる。10モードのイコライザとカスタムEQ、SRS WOWなどを搭載する。

 電源は内蔵リチウムポリマーで、最大15時間の連続再生が可能。外形寸法は58×27×14.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約29.8g。イヤフォンやネックストラップ、アームバンド、キャリーケース、USB延長ケーブルなどが付属する。

 カラーバリエーションは、1GBモデルがライトゴールドとチタンシルバー、512MBモデルがディープレッドとバイオレットブルー、256MBモデルがチタンシルバーの計5色。価格はオープン。

 T30は、「iriverファンになじみの深いトライアングルデザインを採用した」というエントリークラスのオーディオプレーヤー。256/512MB、1GBモデルが用意され、256MBモデルは直販限定モデルとなる。

 対応する音声圧縮形式はMP3/WMA/OGG/ASF。ビットレートはMP3/WMAが8〜320kbps。OGGはQ1〜Q10をサポートする。10モードのプリセットイコライザとカスタムEQに加え、SRS WOWも搭載する。

 液晶ディスプレイは4行表示に対応。パソコンとのインターフェースはUSB 2.0。USBストレージクラスに対応する。ボイスレコーディングや、ライン録音機能も装備する。

 電源は単4アルカリ電池で、約20時間の連続駆動が可能。外形寸法は60×30.4×22.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約27g(本体のみ)。イヤフォンやUSBケーブル、ネックストラップ、アームバンド、キャリーケースなどが付属する。

 カラーリングは1GBと512MBモデルがスカイブルー、ローズレッド、チタンシルバーの3色、256MBモデルがローングリーン。価格はオープン。

<コメント>
このシリーズをもって、「iFP-xxx」というシリーズ名から「(アルファベット一文字)-X0」というシリーズ名に移行が完了した形。たかが名称なれど、ブランド内のポジショニングを分かりやすく伝えるには重要であり、その移行は各モデルの製品寿命を考慮しながら進める必要があり、容易なものではない。

関連リンク:アイリバー・ジャパンの発表リリース(T20)
       アイリバー・ジャパンの発表リリース(T30)
 



 
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