2005/08/22

アスク、無線LAN対応のネットワークオーディオプレーヤーを発表

 
 アスクは、米ROKU製品の取り扱いを開始し、2005年10月よりROKU「Sound Bridge」ネットワーク・ミュージック・プレーヤー「M2000」および、「M1001」の2モデルを販売開始する予定と発表した。

 両モデルとも、Ethernet端子と無線LAN機能を搭載し、PC内の音楽データを外部のオーディオプレーヤーやアンプ内蔵スピーカーで再生できるネットワークプレーヤー。本体は円筒形のアルミ製ケースで、スピーカーは内蔵しない。

 M2000は、24bitオーディオDACを搭載。対応するファイル形式はWMA/AAC/WAV/MP3/AIFF。

 WMAのDRMもサポートするが、iTunesミュージックストアのプロテクト済みAACには対応しない。ドルビーデジタル/DTSの5.1chサラウンドもサポートする。

 また、WiFiカードスロットを搭載し、付属のCF型カードでIEEE 802.11b対応の無線LANに対応する。

 対応プロトコルは、Roku Control Protcol/Bonjour/iTunes DAAP/UPnP AV/Windows Media DRM/WEP/AutoIP/DHCP/TCP/TELNET/HTTP/SlimServer。

 ディスプレイはVFDで、解像度は512×32ドット。表示の明るさとフォントサイズを変更可能で、フォントは3サイズから選択できる。再生時のビジュアライザーは4種類用意する。

 曲名/アーティスト/アルバム/作曲者/ジャンルの表示が可能で、日本語表示もサポートする。曲名/アーティスト/アルバム/作曲者からの検索も行なえる。操作は全てリモコンで行なう。

 再生周波数帯域は20Hz〜20kHz。ダイナミックレンジは96dB。出力端子は光/同軸デジタル出力が各1系統、アナログ音声(RCA)が1系統。外形寸法は69×431.8mm(直径×幅)、重量は1,247g。リモコンやEthernetケーブル、ラバー素材のスタンドなどが付属する。

 M1001は、搭載するオーディオDACは20bitで、対応するファイル形式はM2000と同じ。

 出力端子は光/同軸デジタル出力が各1系統、アナログ音声(ステレオミニ)が1系統。VFDの解像度は280×16ドット。WiFiカードスロットは搭載せず、無線LAN機能は内蔵している。

 外形寸法は60×254mm(直径×幅)、重量は680g。リモコンやスタンドなどが付属するが、Ethernetケーブルは付属しない。

<コメント>
家庭内でデジタルコンテンツをネットワーク経由で共有することはユーザーの使い方としては当たり前のものとなっており、その中でターゲットをオーディオに絞って使い勝手と品質を高めた今回の製品はポイントを突いていると言えよう。

関連リンク:アスクの発表リリース
 
 
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