クリエイティブメディアは、同社が2005年7月より発売している5GB HDD搭載のオーディオプレーヤー「Zen Neeon」のプレーヤー本体にワーム型ウィルス「W32.Wullik.B@mm」が混入しているロットがあることを確認したことを発表した。
混入は新規に製造を開始した工場の特定ロットに限られており、ワームの影響を受ける可能性のあるCreative Zen Neeonは出荷準備及びまたは7月下旬から製造出荷された総数の1パーセント未満（該当ロットからの日本への出荷割り当て約3,700台のうち5%以下）としている。
ウィルス混入の可能性のあるプレーヤー本体のシリアル番号は、「M1PF1230528000001M 」〜「M1PF1230533001680Q」の製品。ボディカラーはパープル/ブルー/オレンジ/レッド/シルバーの5色。
原因はCreative Zen Neeonの最終パッキング作業工程の複数のオフラインシステム上で発生したことが判明しており、現在これらのシステムは速やかに撤去され、すでに問題は修正されたとしている。
＜コメント＞
HDD搭載プレーヤーばかりでなく、フラッシュメモリプレーヤーでもファイルの保存が可能であれば起こりうる問題であり、その影響は決して少なくない。新しく製造工場として採用した工場でのトラブルとのことで、ベンダーとしては製造委託先の管理義務が一層求められることになるだろう。
関連リンク：クリエイティブメディアの発表リリース |
