2005/09/21

アイ・オー、DRMに対応した「LinkPlayer」を発表

 
 アイ・オー・データ機器は、ネットワークメディアプレーヤー「AVeL LinkPlayer」シリーズの「AVLP2/G」に最新ファームを搭載した「AVLP2/G-2」を2005年9月末に発売すると発表した。

 AVLP2/G-2は、デコーダチップにSigma Designsの「EM8620L」を採用したネットワークメディアプレーヤー。

 対応音声圧縮形式はWMA/MP3/AAC/PCM/OggVorbis。これまで公開された最新ファームにアップデート済みで、DLNAに対応するほか、Windows Media DRM10と、Windows Media Audio 9 Proの再生も行なえる。

 動画ではMPEG-1/2、DivX、XviDに加え、WMV9の再生に対応し、WMV9の解像度は720p(D4)までサポートしている。静止画はJPEG/BMP/PNG/GIFの表示が可能。

 Ethernet端子に加え、無線LAN機能も内蔵しており、IEEE 802.11b/gに対応。USBホスト機能も搭載し、USB 2.0ポートに接続したUSB HDDやUSBメモリに記録したメディアの再生もサポートしている。

 付属のソフト「AVeL Link Advanced Server」をPCにインストールし、メディアファイルのディレクトリを指定するだけで、LinkPlayerから各ディレクトリにアクセスでき、メディアファイルをテレビなどに出力可能。基本操作は付属のリモコンから行なえる。

 映像出力は、DVI-I(HDCP非対応)、D4、S2映像、コンポジットを各1系統搭載。音声出力は光デジタル、同軸デジタル、アナログ音声を各1系統装備する。

 外形寸法は33.5×160.3×203mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約472g。

 標準価格は23,500円(税別)。

<コメント>
こうしたネットワーク対応メディアプレーヤーはPC周辺機器メーカーから多く販売されている。PCベースのマニア向けの製品という位置づけが、DLNA対応、DRM対応により、徐々にデジタル家電に近づいている。配信サービスとの連携がアピールできればさらに製品の性格が変わってくるように期待される。

関連リンク:アイ・オー・データ機器の発表リリース
 
 
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