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ソフトバンクBB、ブロードバンド事業再編方針を発表

ソフトバンクBBは、ブロードバンド事業再編に関する方針を発表した。2005年度中にモデムレンタル事業を売却するほか、ADSL事業を分割、独立事業として運営する。

今回の事業再編は、約500万回線規模となったYahoo! BBのADSL事業を長期安定的に継続するために実施されるもの。また、ソフトバンクBBが今後展開するコンテンツサービス事業、FTTH事業、流通事業といった新規事業の迅速な展開を両立することも目的としている。

2005年11月1日には、ソフトバンクBBのモデムレンタル事業を「BBモデムレンタル有限会社」としてソフトバンクBBから独立。同年12月1日にはソフトバンクBBを、ADSL事業を専門に行なう「BBテクノロジー株式会社」、ADSL事業以外を手がける「ソフトバンクBB株式会社」に分割するほか、同年12月中にはBBモデムレンタルを有限会社ジェミニBBへ売却する。これを受け、有限会社ジェミニBBはBBテクノロジーとモデムレンタルにおいて業務委託契約を締結する。

資本金はソフトバンクBBが300億円、BBテクノロジーが1,199億円、BBモデムレンタルが300万円。ソフトバンクとBBテクノロジーは孫正義氏が代表に、BBモデムレンタルは青野史寛氏が代表に就任する。

<コメント>
ソフトバンクBBにおいて、ADSL事業はこれ以上どんなに営業しても規模の拡大は見込めないと判断したものと推察される。その代わりになるのがFTTHなのか、モバイルなのかは不明。

関連リンク:ソフトバンクBBの発表リリース

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