トップページ»製品情報»サン電子、「BiBio」でのPodcast対応ファームを公開

サン電子、「BiBio」でのPodcast対応ファームを公開

サン電子はNetwork Music HDD Recorder「BiBio JukeBox」とNetwork Music Player「BiBio wGate」のポッドキャスト対応ファームウェア(バージョン2.00)を公開すると発表した。

アップデートは、BiBio本体のオンラインバージョンアップ機能により行なう。提供価格は無料。最新ファームの「バージョン2.00」により、BiBioでPodcast番組のストリーミング再生が可能になる。

また、BiBio JukeBoxでは番組をHDDに保存できるほか、プリセット登録した番組をストレージクラス対応のMP3プレーヤーにも保存可能。設定した時刻にポッドキャスト番組を更新するタイマー機能も利用できる。

なお、BiBio wGateでは保存は行なえない。BiBioのメニューに登録されていない番組も、プリセットに登録することでストリーミング再生が可能になる。

サン電子では、文化放送やラジオ日経などの番組をPodcast配信するポータルサイト「Syndy」を2005年10月19日に開設。配信される番組は「大竹まこと 少年ラジオ」、「日経ビジネスpodcast」、「金田朋子のミニミニミクロ校内放送」など。なお、「Syndy」は、「Syndication」と「daily」を合わせた造語で、毎日新しい情報が届けられるイメージから名付けたという。

 そのほか、オリジナル番組として英会話番組「eChat Vancouver」と、若手人気声優による「声優生活向上委員会 mini」(月/水/金更新)も配信される。各コンテンツには、サン電子のCMが挿入される。

そのほか、Podcast番組制作者向けに、RSS自動生成や配信予約などを行なえるフリーのサーバーソフト「Syndy Podcast Maker」も公開。ブログ以外でPodcast配信を行なうこともできる。ソフトは、商用/非商用問わず利用可能。

同社では、今回のサービス開始に合わせて、Podcast配信サーバー構築サービス/コンサルティングや、コンテンツ企画/制作、番組CMなどの広告掲載といった事業も展開するとしている。

<コメント>
Podcast自体は、MP3とブログシステムのRSS配信との組み合わせによるプル型の配信方式が新しく、更新が頻繁であるようなコンテンツに向いている反面、音質面ではファイルサイズを抑えるため低く抑えられている。現状ではラジオ番組などに向いているコンテンツ配信方法と考えられる。そのため、本来の意味での音楽配信として扱うのは憚られるが、ハードウェアのニュースとなることが珍しいため、ここで取り上げるもの。

関連リンク:サン電子の発表リリース
       サン電子のポッドキャスト事業に関する発表リリース

【広告】

コメント&トラックバック

トラックバックURL:http://www.emd.gr.jp/2005/10/19/31/trackback/