ソニースタイル、HDD容量が8GBのウォークマンA限定モデルを発表

ソニースタイル・ジャパンは、ポータブルオーディオプレーヤー「ウォークマンA」シリーズのWeb直販専用モデルとして、8GBのHDDを搭載した「NW-A1200/B」を2005年10月21日より販売を開始すると発表した。

NW-A1200/Bは、9月8日に発表された「NW-A1000」と比較して、HDD容量を6GBから8GBへ拡張したほか、本体カラーにソニースタイル限定のブラックを採用した製品。

対応音声圧縮方式はMP3/ATRAC3/ATRAC3plusに加え、12月に予定されているファームウェアアップデートにより、WMAにも対応予定。オーディオ転送には同梱ソフト「CONNECT Player」が必要となる。

インテリジェントシャッフル機能を備え、「良く聴く曲だけ」や、ランダムに楽曲の発表年代をランダムに選択して、特定の年の音楽をシャッフル再生する「タイムマシンシャッフル」などが利用可能。

PCとの接続はUSB 2.0経由で行ない、付属のACアダプタに加え、USB経由での充電も可能。電源はリチウムイオン充電池で、ユーザーによる交換はできない。連続再生時間は最大約20時間。

本体サイズと重量はNW-A1000と同じで、55×88.1×18.7mm（幅×高×奥行）、109g。1.5インチ有機EL4階調のディスプレイを搭載、ATRAC 48kbpsの楽曲で最大20時間再生できる。充電時間はUSB充電が約4時間、ACアダプタが約2時間。

＜コメント＞
これまでの慣例通り製品発表後、準備とマーケティングを重ねて出荷開始を待っている間に競合からより容量の大きな、デザインの斬新なモデルが発表、出荷開始されてしまう傾向がある。先日のiPodの影響もどこまであるか分からないが、こうした限定モデルは商慣習を乗り越える苦肉の策とも言える。

関連リンク：ソニースタイルの発表リリース