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au、ワンセグ放送対応の三洋製携帯「W33SA」を発表

auは、地上デジタルテレビ放送の1セグ放送に対応した三洋電機製の携帯電話「W33SA」を2005年12月上旬より発売すると発表した。価格はオープンプライス。

W33SAは、2006年4月1日に放送開始となる移動体/携帯端末向けの地上デジタル放送「ワンセグ」に対応するCDMA 1X WIN用携帯電話。

2.4インチ/240×320ドット/26万色表示の液晶ディスプレイを搭載し、2軸ヒンジ機構で液晶の回転が可能。miniSDカードスロットも備えている。

「ワンセグ」の視聴のほか、テレビ番組表からの番組予約も可能。番組開始前のアラーム通知や、番組の録画/静止画キャプチャなども行なえる。ただし、録画番組/静止画の保存は本体メモリのみとなっている。

ワンセグのデータ放送もサポートし、テレビサービス「EZテレビ」もワンセグに対応。番組情報からGPSサービス「EZナビウォーク」を呼び出して、番組中のスポットを表示したり、放送中の楽曲を「聴かせて検索」で検索し、着うたフルをダウンロードするなど、テレビ放送を連動したサービスを利用できる。

EZテレビの基本機能は無料。オプションサービスとして、好みの番組名や出演者を登録することで、キーワードに合致した番組をメールで知らせてくれる「デラックスメニュー(210円)」や、外出先から録画予約が行なえる「プレミアムメニュー(315円)」も用意される。

テレビチューナは、地上デジタル(1セグ 13~62c/ステレオ)に加え、地上アナログ(1~62ch/モノラル)も装備。FMラジオにも対応し、「EZテレビ」、「EZ・FM」などの各種サービスに対応する。

ミュージックプレーヤー機能も用意され、SD-Audio形式の音楽ファイルをパソコンから転送して再生が可能。着うたフル、録音したEZ・FMのデータもプレーヤーで再生できる。
miniSDカードは512MBまでをサポート。なお、パソコンから音楽ファイルを転送する際に必要なソフト「SD-Jukebox」は別途用意する必要がある。

連続待ち受け時間は約210時間、連続通話時間は約250分。ワンセグ連続視聴時間は約2時間45分。外形寸法は50×105×27mm(幅×高さ×厚み)、重量は約150g。ボディカラーは、アドバンスブラウンとプログレスシルバーの2色。

<コメント>
新たな放送媒体としてワンセグがいよいよ登場。ワンセグ自体は放送電波のためデータ通信はできないが、データ放送は付随しており携帯端末内で番組情報を表示し、そのリンクからダウンロードサイトへ誘導すると言った仕掛けが想定されている。着うたフルの新しいプロモーション媒体としても期待される。

関連リンク:KDDIの発表リリース

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