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AVC Technology、オーディオプレーヤー「SIGNEO」のODM展開を発表

AVC Technology Japanは、オーディオプレーヤー「SIGNEO」シリーズのODM(相手先ブランドでの設計/製造請負)事業を強化、TSUTAYAやジャパネットたかた専用モデルを2005年11月より順次発売すると発表した。

新製品はTSUTAYA向けの「SN-T100 TSUTAYA Edition」と、ジャパネットたかた専用の「SN-J160」の2モデルで、ともに256MBのメモリを内蔵した低価格モデル。

SN-T100 TSUTAYA Editionは、DVD/CDレンタルチェーン大手のTSUTAYAで販売されるオーディオプレーヤー。2005年11月20日より発売される。

内蔵メモリは256MBで、カラーはオレンジ/ホワイト/ブラックの3色。

対応音声圧縮方式はMP3/WMA/WAV、WMA DRMもサポートする。
WAV形式でのボイスレコーダも搭載している。

電源は単4電池で、連続再生時間は最大13時間。外形寸法は30×20.5×95.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約31g。

インターフェイスはUSB 2.0。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XPとMac OS X 10.2.6。価格はオープンプライス。

SN-J160は、テレビ番組を中心とした通販事業を展開する「ジャパネットたかた」でのみ販売されるオーディオプレーヤー。2005年11月より発売される、価格はオープンプライス。

メモリ容量は256MB、ボディカラーはシルバー/レッド/ブラックの3色。

対応音声圧縮方式はMP3/WMA/WAVで、WMA DRMにも対応する。
FMチューナやボイスレコーダ、ライン入力も装備。録音形式はFMとボイスレコーダがWMA、ライン入力がMP3。

電源は単4電池、連続再生時間は最大13時間。外形寸法は97×21.75×30.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約35g。

インターフェイスはUSB 2.0。対応OSはWindows 98SE/Me/2000/XPと、Mac OS X 10.2.6以降。

<コメント>
元より日本での国内展開においてブランド構築に時間と費用がかかることは、外資系メーカーの共通した課題。それに対し、すでにブランドを構築している企業に対してODMを展開することは販売数量も見込めるため有力な戦略の1つであることは間違いない。ただ、自社ブランドと並行して展開する場合は、その棲み分けや差別化が1つのポイントとなる。今回の発表では、販売ルートが量販店と異なることなどから棲み分けは配慮されていると見ることができる。
さらにTSUTAYA Editionでは、実際に音楽を販売するルートなだけに、音楽コンテンツとのコラボレーションも期待したいところだ。

関連リンク:AVC Technology Japanの発表リリース(SN-T100 TSUTAYA Edition)
       AVC Technology Japanの発表リリース(SN-J160)

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