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livedoor Wirelessが2度目のサービス延期

ライブドアは、同社が運営する公衆無線LANサービス「livedoor Wireless」の正式サービスを2005年12月1日に延期すると発表した。

livedoor Wirelessは、IEEE 802.11gに準拠した公衆無線LANサービス。電柱を中心に屋外でアクセスポイントを提供し、正式サービス開始時には山手線エリア圏内の80%をカバーする2,200カ所にアクセスポイントを設置する方針を示していた。また、ホーキングとの提携により、自動販売機を利用したlivedoor Wirelessの屋内展開も予定されている。

livedoor Wirelessは当初2005年10月1日に正式サービスを開始する予定だったが、2005年9月11日に行なわれた衆議院議員選挙の影響でアクセスポイントの設置工事に遅れが生じたとし、正式サービスを2005年11月1日に延期していた。ライブドアによれば、現在山手線エリアで1,000カ所のアクセスポイントを設置、2005年10月末には1,200カ所で利用が可能になるものの、当初の目標に対して十分な数に至っていないために正式サービスを延期するとしている。

ユーザーの課金は12月1日から開始され、それまでは試験サービスとして無料でlivedoor Wirelessの全サービスを利用できる。これに伴い、初期費用1,050円が無料になるキャンペーンも12月末まで延長される。

<コメント>
アクセスポイントは着実に増えてはいるようだが、そのペースが当初の目論見通りには進んでいないと言うことだろう。技術的な問題による遅延でなければ早晩スタートはできようが、それまでユーザーが待てるか、資金面の問題などがクローズアップされるだろう。

関連リンク:ライブドアの発表案内

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