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ニフティ、AAC音楽配信サービス「MOOCS」をスタート
ニフティは、SD-Audio(AAC)形式の音楽配信サービス「MOOCS(ムークス)」を2005年10月31日15時から開始すると発表した。
MOOCSは、ニフティのISP事業「@nifty」とは異なる新たなコンテンツ配信事業第1弾として開始する音楽配信サービス。
著作権管理には、東芝のDRM技術「MQbic(マルチキュービック)」を採用。楽曲をPCでダウンロードし、SDカードに転送。SD-Audio対応の携帯電話やオーディオ機器で再生する。なお、SDカードに書き込む際には、CPRM技術を利用する
ユーザーには、松下電器製の楽曲管理ソフト「SD-Jukebox V5.0 LE」をベースにした「MOOCS PLAYER」が無償で提供される。購入した楽曲の転送のほか、CD楽曲をSD-Audio形式で取り込むことも可能。MOOCS PLAYERの対応OSはWindows XP/2000。
楽曲の価格は1曲105円~270円で、決済方法はクレジットカードやWebMoney、Mobile Edy決済など。@nifty会員以外もサービスを利用できる。
楽曲を提供するレコード会社などの権利者は以下の通り。
2005年10月31日から
- エイベックス ネットワーク
- コロムビアミュージックエンタテインメント
- サンミュージック出版
- オーチャード
- シンコーミュージック・エンタテイメント
- ダイキサウンド
- ドリーミュージック
- チャプター・ワン
- デュオ・レコード
- 東芝EMI
- ハーモニープロモーション
- BBMC
- ビクターエンタテインメント
- フォーライフ ミュージックエンタテイメント
- プライエイド・レコーズ
- ブルース・インターアクションズ
- ポニーキャニオン
- ミュージー
2005年11月以降
- つばさレコーズ
- 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- トライエム
- 日本クラウン
- BMG JAPAN
- ミュージックエアポート
- ミューチャー・コミュニケーションズ
- ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- ライツスケール
サービス開始当初には15万曲を用意し、年内に20万曲以上をラインナップする予定。
InterFMでは、2005年11月1日22時50分から放送を開始する「MOOCS Push」を皮切りに、11月4日22時の「MOOCS Express」、11月4日23時の「MOOCS Lounge」などMOOCS連動番組をスタート。また、スペースシャワーTVでも2005年12月8日より「SPACE SHOWER TV×MOOCS LIVE inc.」を開始する。
<コメント>
既報ではあるが、サービス開始と同時に規模や具体的なレーベルが明らかになった格好。独自色の強い技術を採用しているだけに不安要素もあったが、さすがにNiftyのブランドで多くのパートナーに恵まれた印象。プロモーションも意外に大規模なものが予想される。
関連リンク:ニフティの発表リリース
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