トップページ»製品情報»東芝、gigabeat初のフラッシュメモリプレーヤーを発表

東芝、gigabeat初のフラッシュメモリプレーヤーを発表

東芝は、フラッシュメモリを内蔵したポータブルオーディオプレーヤー「gigabeat Pシリーズ」を2005年12月上旬より順次売すると発表した。

512MBモデル「gigabeat P5(MEP05L)」が2005年12月上旬、1GBモデル「gigabeat P10(MEP10L)」が2005年12月中旬より発売され、価格はともにオープンプライス。

1.1型の96×96ドットのカラー有機ELディスプレイを搭載し、ボディカラーは、512MBモデルが「レッドパレット」、「ホワイトパレット」の2色、1GBモデルは「ブラッククローム」。

対応音声圧縮方式はMP3/WMA/WAV。対応ビットレートはMP3/WMAともに16~320kbps。Windows Media DRMに対応し、音楽配信サイトで購入したWMA形式の曲が再生できるほか、将来国内で配信開始が予定される定額制配信にも対応できるとしている。

5モードのプリセットイコライザを搭載するほか、ユーザーモードも備え、5バンドのグラフィックイコライザによる音質調整が可能。また、FMチューナやボイスレコード、ライン入力も備えており、MP3形式でFM/ボイス/ライン録音できる。録音モードは高音質(192kbps)/通常(128kbps)/長時間(96kbps)の3モードを用意し、FM/ラインはステレオ対応、ボイス録音はモノラル。

有機ELディスプレイに楽曲のタグ情報を表示できるほか、時計機能も搭載。さらに、デジタルカメラで撮影したJPEG画像をgigabeat Pに転送し、再生できる。なお、音楽再生時の写真表示はできない。十字型の操作インターフェイス「プラスボタン」を採用する。

パソコンとのインターフェイスはUSB2.0。楽曲転送にはWindows Media Player 10を利用。対応OSはWindows XP。

電源は内蔵リチウムイオン充電池で、連続再生時間は約14時間。充電はUSB経由で行なう。外形寸法は31.9×13.2×82.0mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約49g(512MB)/約50g(1GB)。ヘッドフォンやUSBケーブルが付属する。

     

<コメント>
東芝は小型HDDのメーカーであるために、その適用例として携帯プレーヤーを出し続けてきた背景がある。今回、フラッシュメモリモデルを投入したことは、フラッシュメモリのメーカーでもある東芝だけに違和感はないが、小型HDDへの戦略の変更があったとは容易に推察される。
また、対応を謳っている定額制配信はナップスターであるのは想像に難くない。

関連リンク:東芝の発表リリース

【広告】

コメント&トラックバック

トラックバックURL:http://www.emd.gr.jp/2005/11/14/70/trackback/