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Portable TV、ダウンロードレンタル方式による有料コンテンツ配信サービスを開始

So-netを運営するソニーコミュニケーションネットワーク(SCN)は、PSP向け動画配信サービス「Portable TV」のリニューアルを実施した。PSPから直接コンテンツをダウンロードできるようになったほか、「機動戦士ガンダム」などダウンロードレンタル方式による有料コンテンツの配信が開始された。

Portable TVは、MPEG-4 AVC(H.264)形式の動画を配信するPSP向けのサービス。これまでPSPで動画を再生するためにはPCとPSPをUSBで接続、PC経由でPSPのメモリースティックDuoへ直接ダウンロードする必要があったが、リニューアル後はPSP専用のポータルが用意され、PSPのブラウザ機能を利用して直接コンテンツをダウンロードできるようになった。なお、有料コンテンツの利用にはPSPのファームウェアを「2.60」以降にアップデートする必要がある。

合わせてダウンロードレンタル方式による有料コンテンツの配信も開始された。あらかじめ決められた再生期限内であれば何回でも気軽にコンテンツを楽しめる。

有料コンテンツの料金はコンテンツごと異なり、テレビアニメなど30分程度の短いコンテンツは105円、韓国ドラマや劇場アニメなどは315円で購入できる。購入にはSo-netのIDが必要だが、月額基本料が無料の「こんてんつコース」でもPortable TVを利用できる。

<コメント>
販売コンテンツに音楽はないが、デバイス(PSP)から直接購入できるサービスとして取り上げた。動画より音楽の方がファイルサイズも小さく、技術的な課題は少ないと考えられるため、対応音楽配信サービスも期待したい。

関連リンク:ソニーコミュニケーションネットワークの発表リリース

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