トップページ»ビジネス情報»インテル、「Viiv」で提供予定のコンテンツ/サービスを発表

インテル、「Viiv」で提供予定のコンテンツ/サービスを発表

インテルは、2006 年第 1 四半期に発表される予定の、PC向けエンタテインメントプラットフォーム「Viiv」に対応するデジタル・コンテンツやサービス、ソフトウェア・アプリケーションなどの開発が全世界で、すでに40 件以上進んでいると発表した。

Viivは、PCで映画や音楽、ゲームといったエンタテインメントを楽しむためのブランド戦略。2006年第1四半期に投入され、対応PCも同時期に発売される予定。

Windows Media Center Edition用のリモコンを使用し、全画面表示のメニューから音楽のダウンロード、映画、ゲームなどのサービスが利用できる。また、Viivテクノロジ搭載のPCは全て5.1chサラウンドシステムをサポートし、7.1chもオプションで設定できるようにするとしている。

コンテンツは、映画、動画、テレビ、音楽、ゲーム、写真のジャンルを用意し、PPVやVOD、レンタルなどが可能なほか、ポータブル機器での鑑賞にも対応する。

日本国内では、USENのストリーミング型ブロードバンド放送「GyaO」や、エイベックスの音楽クリップダウンロードサービス「PRISMIX」などのコンテンツが提供されるほか、TivoやMTVも協力する。また、カプコンやスクエア・エニックスなどゲーム会社からのゲームソフトも提供される。

また、Viivテクノロジ搭載PCからコンテンツを転送できるポータブルプレーヤーもクリエイティブやデルなどからリリースされる予定。対応プレーヤーやサービス、アプリには「Enjoy with Intel Viiv Technology」の表示が貼付される。

<コメント>
Viivが何か書くとなる技術があってのものなのか、単にこれまで発表済みの技術を組み合わせた場合に名乗ることができるブランドに過ぎないのか、それが今ひとつ不明確。とはいえ、パソコンがコンテンツ配信先の端末としての役割を担っていく以上、インテルとしても何らかのマーケティング戦略を必要としているということだろう。

関連リンク:インテルの発表リリース

【広告】

コメント&トラックバック

トラックバックURL:http://www.emd.gr.jp/2005/12/01/84/trackback/