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ジャストシステム、BeatJam新バージョンをユーザーに無償提供

ジャストシステムは、オーディオジュークボックスソフト「BeatJam」ユーザー向けに、新しいユーザーインターフェースと対応機器の増加で、より利便性が向上した「BeatJam 2006 SE」に無償でバージョンアップできる「Go to BeatJam 2006キャンペーン」を、2005年12月7日から2006年5月31日まで実施すると発表した。

BeatJamは、音楽CDからのリッピングや、楽曲管理、プレイリスト再生、ポータブルプレーヤーへの転送機能などを備えたオーディオジュークボックスソフト。1999年12月にパッケージ販売を開始し、2001年より、著作権保護技術「OpenMG」に対応、各社のパソコンやMD、携帯電話などに、プリインストール・バンドルされている。2005年5月には「BeatJam 2005」を発売している。

今回のキャンペーンは、これまで提供しているプリインストール・バンドルされているBeatJamのユーザーやBeatJam 2005の購入者を対象に、「BeatJam 2006 SE」を無償でダウンロード提供するもの。

新バージョンでは「ATRAC Audio Device(ATRAC AD)」形式をサポートし、「NW-E507」、「NW-HD5」など12機種のウォークマンに楽曲を転送可能になった。

また、インターフェイスを一新し、女性にもなじみやすいデザインに改良したという。別途用意したジャケット写真を表示できるほか、プレイリスト表示を「アルバム」、「アーティスト」、「ジャンル」などのタブで分類できる。また、曲の追加や転送などのボタンを大型化した。さらに、メモリースティック PRO デュオにも対応した。

さらにBeatJam 2005にも搭載されていた音楽配信サイト「Mora」へのアクセス機能も強化し、メニュー上から楽曲の検索/購入までがシームレスに行なえるようになった。そのほか変換可能なファイル形式は、ATRAC3/ATRAC3plus/PCM/MP3/WMA/WAV。

対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XPとWindows XP MCEで、使用していたBeatJamの対応OSに準じる。

<コメント>
新バージョンのソフトウェアの無償バージョンアップは珍しくないが、対象となるバージョンを限定しているのが普通。今回のように過去すべてのバージョンを対象とするのは珍しい。開発コストの負担も少なくないだろうが、ユーザー数を増やすことが最優先と見ることができる。

関連リンク:ジャストシステムの発表リリース

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