オンキヨー、高品質音楽配信にジャズ/クラシックを追加

オンキヨーは、24/16bitの音楽ファイルを中心とした有料の高音質音楽ダウンロード配信サービス「e-onkyo music store」に、2005年12月8日よりジャズ44曲と、クラシック140曲を追加したと発表した。

新たに追加された楽曲の配信フォーマットはWMA Lossless（24bit/96kHz、24bit/48kHz、16bit/44.1kHz）。

ジャズについては、音質にこだわった多数のDVDオーディオ、SACDのタイトルをリリースしているイーストワークスエンタテイメントから音源の供給を受け、綾戸智絵、大石学ピアノトリオ、佐藤允彦などの全44曲（24bit/96kHz、24bit/48kHz）を、クラシックについては、約1万タイトル、16万トラックの楽曲を有するナクソス・デジタル・ジャパンから楽曲供給を受けベートーベンの全ての交響曲やモーツァルトの交響曲、協奏曲など全140曲（16bit/44.1kHz）を配信する。

価格は1曲200～300円。CD-Rへの書き込み、ポータブルオーディオプレーヤーへの転送は、ジャズの楽曲は1回のみ。クラシックはCD-R書き込み3回、ポータブルオーディオへの転送10回。

e-onkyo music storeは、2005年8月8日に開始した有料の高音質音楽配信サービス。開始当初よりエイベックス ネットワークの楽曲や、自社レーベル「Premium Stones」作品が配信されている。

＜コメント＞
これだけブロードバンドが普及し、回線速度も向上しているのに、配信楽曲のクオリティだけ変わらないのは不思議。このようなCDを超えるような高品質音楽配信がもっと登場してもおかしくはない。当初の楽曲ラインナップには首をかしげざるを得ないものもあったが、今回のラインナップは高品質を求めるリスナーが見込めるものになっている。

関連リンク：オンキヨーの発表リリース