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ビクター、「エニーミュージック」対応マイクロコンポを発表

日本ビクターは、40GB HDDと4.3型のワイドカラー液晶ディスプレイを搭載し、インターネット経由で音楽ダウンロードやCDの購入が可能な音楽サービス「エニーミュージック」に対応したマイクロコンポーネントHDDシステム「UX-HD1-M」を2006年1月下旬に発売すると発表した。

CD/MDプレーヤーのほかに、40GB HDDを内蔵し、4.3型ワイドカラーディスプレイを搭載。さらに、Ethernet端子を備え、インターネット経由の音楽配信サービス「エニーミュージック」に対応。液晶画面を見ながらリモコン操作で楽曲のダウンロードやオンラインショップでのCD購入、FMオンエア情報の取得などが行なえる。

HDDへの録音はリニアPCM/ATRAC/MP3に対応。オーディオCDからHDDへのダビングは最大8倍速(ATRAC132/105/66kbps時)、HDDからMDへ最大13倍速(同132kbps時)で行うことができる。HDD内にはCDDBの楽曲情報が収録されており、自動でタグ情報が記録できるほか、新譜の情報もインターネット経由で取得できる。

前面にUSB端子を備え、同社の「alneo」など対応するポータブルオーディオプレーヤーにHDD内の楽曲を転送可能。ただし、エニーミュージックからダウンロードした楽曲はATRAC形式のため、alneoなどATRAC非対応プレーヤーへは、ライン入力でのダイレクト録音となる。

さらに、DLNAクライアント機能も装備し、DLNAサーバーソフトをインストールしたネットワーク内のPCに保存した音楽ファイルをストリーミング再生できる。また、USBまたはEthernet経由でPC内の楽曲をMP3形式で取り込むこともできる。

CD部は音楽CDに加え、MP3を記録したCD-R/RWの再生にも対応。FM/AMラジオも搭載する。アンプ部の出力は20W×2ch。入出力端子はアナログ音声入力、コンポジット映像出力、ヘッドフォン出力が各1系統、アナログ音声出力が2系統。USBとEthernetは各1系統となる。メインユニットの外形寸法は155×288×246mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.6kg。

スピーカーは3ウェイのバスレフ型で、12cm径ウーファと4cm径ミッドレンジ、1.5cm径ツイータで構成。ウーファとミッドレンジには、アラミドファイバーをミックスし剛性を高めたコーン紙を採用し、押し出しの強い低域と抜けの良い中高域を実現したとしている。1本の外形寸法は146×215×246.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.4kg。

<コメント>
エニーミュージック対応モデルも機能が充実してきた印象。ただ、パソコンの代わりとして利用するにはHDDの容量不足は否めない。

関連リンク:日本ビクターの発表リリース

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